「メインのクレジットカードは何を使っていますか?」とか「おすすめのクレジットカードを教えてください」とよく聞かれるので、私が主に使っているクレジットカードについて紹介します。
クレジットカードはなるべく増やしたくないので、新たなカードはめったに作りません。とはいえ、お得は好きなので、お得を得るにはカードを使い分ける必要があり全部で10数枚もっています。世間一般の人が保有しているクレジットカードの枚数は平均3枚なので、それに比べるとかなり多いですね。その中で用途別に重要な5枚について紹介します。
※仕事用にビジネスカードを保有していますが、今回紹介するのはプライベート用のカードです
クレジットカード5選
よく利用しているカードを5つ選ぶと下記写真となります。
※三井住友カードはNLとOliveフレキシブルペイの2枚があるため2枚写しました。

どれも有名なカードです。ルミネカードはルミネを使わない人には関係ないカードですが、ビューカードと考えるとメジャーなカードです。
用途とメリットは下記のようになります。
カード名 | 国際ブランド(※) | 基本還元率 | メリット |
---|---|---|---|
エポスゴールドカード | VISA | 0.5% | 選べるポイントアップショップ1.5%還元+年間ボーナス1万円=最大2.5%還元 |
三井住友カード | Mastercard VISA | 0.5% | 対象コンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済7%還元 |
楽天カード | JCB | 1% | 楽天市場の買い物でいつでも3倍 |
PayPayカード | Mastercard | 1% | PayPayクレジット1%、他社サービスへのチャージ |
ルミネカード | VISA | 0.5% | ルミネで5%割引、JRサービスで高還元 |
上記5枚のカードを用途に応じて使い分けています。例えば、楽天市場では楽天カード、PayPayではPayPayカード、えきねっとでのJRきっぷ購入はルミネカード(ビューカード)など…。
どのクレジットカードを使うのがベストなのかは、その人の生活スタイルによって異なります。例えば、首都圏に住んでいればSuicaに高還元でチャージできるビューカード、イオンでよく買い物をするならイオンカード…が候補にあがります。
また、クレジットカードは還元率がすべてではありません。使い勝手、貯まるポイントの使いやすさ、セキュリティ、ステイタス…などクレジットカードに求めるものは人ぞれぞれです。自分がクレジットカードに何を求めるのかを考えた上で選ぶのが大事です。
そのため、〇〇カードがおすすめ!とは一概には言えません。ここで紹介するのはあくまでも私が使っているクレジットカードですので参考程度に考えてください。ちなみに私がクレジットカードに求めるのはお得度&使いやすさ&セキュリティです。ステータスは全然気にしません。
エポスゴールド【メインカード】
ここ数年はエポスゴールドカードをメインカードとして使っています。以前はダイナースなどステイタスカードを保有していた時期もありますが、高い年会費を払ってまでクレジットカードを持つ必要はないとの考えなので年会費無料カードが基本です。
エポスゴールドは年会費5,000円ですが、インビテーションにより比較的簡単に年会費を永年無料にすることができます。年会費を無料にする方法については下記記事で解説していますのでこれからエポスゴールドを作る方は参考にしてください。
参考記事:エポスゴールドカードを年会費無料にする方法
エポスゴールドカードをメインカードとして使う理由としては「選べるポイントアップショップ(1.5%還元)」と「年間ボーナス(最大1%還元)」いうエポスゴールドだけの魅力的な特典があるためです。
★選べるポイントアップショップで1.5%還元
選べるポイントアップショップにはスーパー、ドラッグストア、コンビニ、公共料金、ホテルなど300以上のショップがあり、この中から最大3つのショップを選択できます。そして、選んだショップではポイント還元率が通常の3倍(1.5%還元)になります。
例えば、東京電力を選べば電気代の支払いで1.5%還元となります。1か月の電気代が1万円だとすると、150ポイント(1万円×1.5%)が還元される計算となります。
国民年金を払っている人は『国民年金』もおすすめです。2年前納で支払った場合の支払い額は約38万円ですが、これが3倍の1.5%還元になるので約5,700ポイント獲得できます。
★年間ボーナス最大1万円分
エポスゴールドカードは通常の還元とは別に年間利用額に応じてボーナスポイントがもらえます。
年間利用額 | ボーナスポイント | 還元率 |
---|---|---|
50万円 | 2,500P | 0.5% |
100万円 | 10,000P | 1% |
年間50万円利用すれば2,500ポイント、年間100万円利用すれば10,000ポイントがもらえます。50万円利用でも2,500Pもらえるのはよいですね。
※200万円利用しても2万ポイントはもらえません
年間100万円利用すると10,000ポイントがもらえるので、100万円利用時は還元率が1%アップすることになります。前述の「選べるポイントアップショップ」の1.5%還元と合わせると、最大2.5%還元となります。
私はtsumiki証券で毎月5万円の投信積立をやっているため、それだけで年間60万円利用となり100万円利用が容易となります。詳しくは下記の参考記事2で紹介しています。
参考記事1:エポスゴールドカードのメリット・デメリット
参考記事2:エポスゴールドカードを年会費無料にする方法
三井住友カード(NL)/Oliveフレキシブルペイ
三井住友カードの通常還元率は0.5%とごく一般的ですが、対象のコンビニ・飲食店でタッチ決済をすると7%還元になります。そのため、対象のコンビニ・飲食店では三井住友カードを利用しています。
対象店舗には、セブンイレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、ガスト、ジョナサン、ドトール、かっぱ寿司などが結構たくさんのチェーン店があります。
さらに、三井住友グループのサービス利用状況によって還元率がアップするVポイントアッププログラムという制度があり、これにより還元率がさらにアップし、最大で18%還元となります。18%還元にするのはかなり難易度が高いですが、10%還元程度は十分達成できる範囲です。
三井住友銀行のOliveアカウントを持っていると簡単に+1%にできます。私はOliveアカウントを持っているので8%還元です。
三井住友カードを持っていない方は、三井住友カード(NL)かOliveフレキシブルペイのどちらかを作るのがよいと思います。どちらも一般カードなら年会費無料です。詳しくは下記の記事で解説しています。
参考記事:三井住友カード スマホのタッチ決済で7%還元に!
参考記事:三井住友Oliveのメリット・デメリット徹底解説!
三井住友カードには年間100万円を使って年会費無料にする『ゴールド修行』がありますが、私はやっていません。今のところ100万円を使う予定がないためです。使う予定がないのに修行をすると結局無駄遣いしたり、プリペイドカードにチャージしたり、、、と余計なストレスがかかるためです。年間100万円を使う大きな買い物をする機会があればそのタイミングでゴールドカードを作るかもしれませんが、今のところ予定はありません。
PayPayカード
スマホ決済のPayPayで支払う際に「PayPayクレジット(旧あと払い)」を利用すると還元率が1%になります。あと払いを利用するにはPayPayカードが必要なのでPayPayカードを作りました。年会費無料、還元率1%と基本スペックも悪くありません。
PayPayカードに多くは期待していませんでしたが、思った以上によいカードであると気づきました。WAON(Apple Pay経由)、auPAY、ファミペイ、モバイルSuicaへのチャージでも1%のポイントがたまります。これは他のカードにはないメリットだと思います。

私はApple Pay経由でWAONにチャージして使うことが多いです
国際ブランドはVISA、JCB、Mastercardがありますが、私が保有しているのはMastercardです。auPAYへのチャージはMastercardのみ、FamiPayへのチャージはJCBのみ、WAONへのチャージはJCBかMastercardなどサービスによってチャージできる国際ブランドが限定されます。そのため、チャージをする場合には国際ブランドを何にするのかよく考えてから作った方がよいです。
いずれにしても、PayPayではPayPayクレジット(あと払い)で支払うと還元率も上がり、抽選の当選確率が当たるなどメリットが大きいので、PayPayを利用する人は持っていたほうがよいカードです。
ルミネカード(ビューカード)
私がルミネカードを作ったのは20年以上前です。よく覚えていませんが初めて作ったクレジットカードのような気がします。ルミネで買い物をしていたらカードを作ればその場で割引が受けられると言われたのがきっかけで作りました。単純ですね(笑)。
ルミネカードはJR東日本のビューカード発行クレジットカードです。ルミネという名前のとおりJRの商業施設「LUMINE(ルミネ)」で買い物をするとお得なカードです。
年会費1,048円(税込)がかかるのがデメリットですが、ルミネでルミネカードで支払うといつでも5%割引になります。ルミネに入っている本屋、レストラン、成城石井など全ての施設が対象です。さらに年に4回、10%割引になるセールがあります。
ルミネカードはビューカードの1種でもあるので、ビューカードの特典も受けられます。ビューカードはモバイルSuicaへのチャージで1.5%還元、えきねっとでの切符購入で3%、定期券購入で3%など。JRの鉄道を利用する人であれば何らかのビューカードを持っておくとよいと思います。
ビューカードはモバイルSuicaへのチャージ(オートチャージも可)で1.5%還元になるのも大きなメリットです。
ビューカードには複数の種類があり、いずれも年会費がかかりますが「ビックカメラSuicaカード」だけは年1回利用で年会費無料です。最近ルミネではあまり買い物をしないのでルミネカードからビックカメラSuicaカードに変更しようか検討中です。
楽天カード
年会費無料、還元率1%カードということで以前はメインカードとして使っていました。エポスゴールドのお得な還元率を知ってからはメインをエポスゴールドにしたため使う機会は減りました。
楽天市場での買い物は楽天カードで支払うといつでもポイント3倍になるので、楽天市場を利用する際に使っています。ふるさと納税など楽天市場では高額な買い物をする機会も多いのでメインカードでなくなったとはいえ、手放せないカードです。
クレジットカードの投信積立と楽天市場での買い物での使用がほとんどですが、それでも毎月1,000ポイント以上は貯まります。楽天市場でたまるポイントは期間限定ポイントも多いですが、期間限定ポイントは楽天ペイで使うことができるので無駄なく使えます。キャンペーンなどもあるので持っていて損はないカードだと思います。
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