AndroidスマホでモバイルSuicaを使うやり方について解説します。スマホでチャージができて、スマホをかざせばSuicaが使えるのはとても便利です。
モバイルSuicaはカード型Suicaよりもポイントがたくさんたまるなどのメリットもあります。
設定はとても簡単なので、是非モバイルSuicaを使ってみてください!
iPhoneのモバイルSuicaはこちら👇
Apple PayのSuica始め方・使い方
モバイルSuicaの基本知識
- 年会費無料
- 12歳以上(小学生除く)で利用可
- クレジットカードがなくても使える(現金でもチャージ可)
- 改札やレジで利用する際は、アプリの起動は不要(電源が入っていれば暗い画面でもスマホをかざすだけでOK!)
- カバーを付けたままでOK
- データ通信は不要(通信障害や機内モードでもOK)
モバイルSuicaの使い方
対応機種
モバイルSuicaを利用するにはおサイフケータイ対応のスマートフォンが必要です。おサイフケータイにはFeliCa(フェリカ)というチップが搭載されていて、FeliCaチップをリーダーにかざすことで決済や近距離通信ができます。
スマホの背面にフェリカのマークがついていればおサイフケータイ対応です。

スマホのかざし方・かざす位置
Felicaマークの位置はスマホによって異なります。上記写真のスマホでは背面中央付近にFelicaマークがついていますが、上部についている機種もあります。
Felicaマークのついている部分にFelicaチップが埋め込まれているので、スマホをかざすときはFelicaマークがある部分を決済端末にかざします。

かざすときのスマホ画面の状態
スマホの電源はONにしておきます。電源OFFだとモバイルSuicaは使えません。
改札やお店でスマホをかざすときには、スマホ画面はどのような状態でも大丈夫です。
スリープ状態(画面が真っ暗な状態)やロック状態でも使えるので、鞄やポケットからスマホを出してかざすだけです。Suicaアプリを立ち上げる必要はありません(アプリを立ち上げても使えますが)。
LINEなどの画面を開いた状態でも、YouTube動画を再生中でも、通話中でも、スマホで何をやっていてもモバイルSuicaは使えます。
※スマホの電源が切れた場合、予備電力機能が付いている端末の場合(充電が必要な状態になっても)一定時間Suicaのみ利用できます(参考ページ)
※NFC設定はオンにします(初期設定はオンになっていると思います)。かざしても反応しない場合はNFC設定がオフになっている可能性があります。
チャージ方法
モバイルSuicaはカード型Suicaと同じで事前にチャージをして使うプリペイド型電子マネーです。チャージ上限は2万円。
- 現金(コンビニなどのレジ、セブン銀行ATM、駅のチャージ専用機)
- クレジットカード
- オートチャージ(ビューカードのみ)
- JRE POINT
- 他社アプリから(Google Pay、楽天ペイアプリ、au PAY アプリなど)
現金チャージしたい方👇
参考記事:モバイルSuicaに現金チャージする方法
高還元でチャージしたい方👇
参考記事:モバイルSuicaに高還元チャージする方法
Google Pay、楽天ペイアプリ、au PAY アプリからのチャージ方法については後述します。
モバイルSuica 始め方
AndroidスマホでモバイルSuicaを使うには下記のいずれかのアプリが必要です。
- モバイルSuicaアプリ ←定番アプリ
- Google Payアプリ
- au PAYアプリ
- 楽天ペイアプリ
どのアプリでも、はじめてモバイルSuicaを利用する際にはモバイルSUICAに新規会員登録をする必要があります。会員登録後はチャージをすればすぐに使うことができます。
いずれかのアプリで一度会員登録をしていれば、他のアプリでモバイルSuicaを使う際は連携するだけで使えます(何回も会員登録する必要はありません)。
1つの端末に4つアプリをすべてを入れたとしても、Suicaは一つです。1つのSuicaを複数のアプリで管理しているだけなので、Suica残高は共有され、Suica番号も同じです。
▼4つのアプリの機能・サービス比較

定期券の購入やSuicaグリーン券の購入など一部の機能はモバイルSuicaアプリでしかできませんが、電車に乗車したり、お店で買い物をするのはどのアプリでもできます。
※定期券、Suicaグリーン券購入はクレジットカードによる決済が必要です
鉄道関連のサービスをよく使う場合はモバイルSuicaアプリが必要ですが、買い物中心で使う人は必ずしもモバイルSuicaアプリを使う必要はありません。
4つのアプリのその他の違いは、チャージ方法とそれに伴うポイント還元率です。
チャージ方法 | ポイント還元 | |
---|---|---|
モバイルSuicaアプリ | ・クレジットカード(500円以上) ・JREポイント(1P以上) | クレジットカードの還元率 ※ビューカードからチャージで1.5%還元(JREポイント) |
Google PayのSuica | Googleアカウントに登録したクレジットカード(1円単位でチャージ可、複数カード登録可) | クレジットカードの還元率 ※ビューカードからチャージで1.5%還元(JREポイント) |
楽天ペイのSuica | ・楽天カード(1,000円以上) ・楽天通常ポイント | 楽天カードでのチャージで0.5%還元(楽天ポイント) |
au PAYのSuica | auPAY残高(1,000円以上) | ポイント2重取り可能 ①クレカからauPAY残高へのチャージでクレカのポイントが還元 ②auPAY残高からSuicaへチャージで0.5%還元(Pontaポイント) 例)1%還元のクレカの場合だと合計1.5%還元(1%+0.5%) |
楽天ペイのSuicaは楽天カードからのチャージでポイントが付与されます(モバイルSuicaアプリやGoogle Payアプリに楽天カードを登録した場合はポイント対象外)が、0.5%還元と他のチャージ方法に比べると還元率はやや低いです。
Google PayのSuicaはGoogleアカウントに登録されたクレジットカードから1円単位でチャージでき、チャージスピードが速いです。モバイルSuicaアプリはチャージ速度がもっさりとしていて遅いので、急いでいるときだとGoogle Payからさくっとチャージできるのは便利です。
auPAYのSuicaはauPAYチャージとSuicaチャージでポイント2重取りができます。
このようにそれぞれのアプリのメリットがあるので、自分に合ったアプリを選べばよいでしょう。どのアプリを使ったらよいかわからない場合は定番のモバイルSuicaアプリがおすすめです。
駅改札やお店での使い方
モバイルSuicaの使い方はカード型Suicaと全く同じです。交通系電子マネー(IC)、Suica、PASMOなどのマークがあるお店で利用可能で、スマホを決済端末にかざすだけです。
反応すると「ピピっ」という音がします。

実際に利用している場面は次で紹介する動画をご覧ください。
モバイルSuica使い方を動画で実演解説
Android版モバイルSuicaの使い方を動画で解説しています。各アプリの違い、実際にモバイルSuicaを使っている様子も紹介していますので参考にしてください。
23分と少し長い動画ですが、モバイルSuicaがどんなものなのかがわかると思います。目次から必要な部分だけ見ることもできます。
0:00 オープニング
0:28 モバイルSuicaの使い方
0:58 おサイフケータイ対応のスマホが必要
1:25 モバイルSuicaの基本(駅改札・コンビニでの使い方)
3:28 モバイルSuica・Google Pay・楽天ペイ・au PAYアプリの違い
14:40 モバイルSuicaアプリのインストール・クレカ登録・チャージ
9:15 Google PayアプリのSuica連携・チャージ
18:30 オートチャージの設定(ビューカード)
19:42 各アプリでの履歴表示の違い
20:45 モバイルSuicaの使い方を実演(自販機・JR改札・セブンイレブン)
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