Google Pay(グーグルペイ)を利用すればスマホで支払いができるのでとても便利です。本記事ではApple Payの始め方~使い方まで初心者の方でもわかるように解説します。
Google Payの中でも今回はVISAのタッチ決済について解説します。
Google Payで利用できる決済方法/対応スマートフォン
おサイフケータイ対応のスマホであればGoogle Payを使うことができます。
※NFC Type A/B 搭載スマホであればおサイフケータイ非対応でもVISA/Mastercardのタッチ決済を利用可
- Android 5.0以降
- Felica搭載端末のおサイフケータイアプリ6.1.5以上(電子マネー)
- NFC Type A/B 搭載(クレジットカードのタッチ決済)
Google Pay では以下9つの決済方法が使えます(2023年1月時点)。
- Suica
- PASMO
- nanaco
- 楽天Edy
- WAON
- QUICPay
- iD
- VISA/Mastercardのタッチ決済
モバイルSuicaについては下記で解説しています
参考記事:モバイルSuica(アンドロイド版) 始め方・使い方
Suicaなどの電子マネー(青色)に関しては、おサイフケータイ(Felica)でも利用できるので、Google Payを使う必要性はあまり感じないかもしれませんが、クレジットカードのタッチ決済(緑色)はGoogle Payでしかできません。

私は普段はApple Payを使っていますが、Apple Payに比べるとGoogle Payは登録できるカードが少ないと感じます。
▼下記がタッチ決済に対応しているカードです

最新情報は下記でご確認ください。使えるカード一覧を確認できます。
>>日本でサポートされているお支払い方法(Google公式)
Google Payにカードを登録する方法
カードアプリから登録する
三井住友カード、エポスカードなどアプリがあるカードはアプリから簡単に登録できます。
例:三井住友カード「Vpassアプリ」、エポスカード「エポスアプリ」
アプリの「〇〇カードをGoogle Payに追加」をタップして画面の指示に従ってやればカードをGoogle Payに登録できます。
Google Payアプリから登録する
1.Google Payアプリを開きます
アプリがインストールされていない場合はインストールします
2.「クレジット/デビット/プリペイド」をタップして、カード情報入力
3.有効期限、セキュリティコード、カード所有者情報(住所など)を入力して保存をタップ
4.利用規約に同意して、SMSで認証をすればカードの登録完了!

画面の指示に従ってやれば難しいことはありません
VISAのタッチ決済:お店での支払い方
実店舗(コンビニなど)でVISAのタッチ決済で支払う際には、「クレジットカードで」と伝えて、決済端末が光ったらスマホをかざします。
※セルフレジの場合には「クレジットカード」を選択します
かざすときのスマホの画面はスリープ状態(画面が真っ暗)では反応しません(Suica、iDなどはスリープ状態でOK)。スリープ状態を解除して画面が明るい状態であれば、ロックがかかったままでも大丈夫です。ただ、ロック状態でかざすとエラーが起きることもあるようなので、ロックを解除した状態でかざすのが確実だと思います。
Google Payのアプリを起動させる必要はありません。
スーパーやコンビニでVISAのタッチ決済をしている様子を下記の動画で実演していますので参考にしてください。
VISAのタッチ決済のやり方【解説・実演動画】
Goole Payアプリにエポスカードを登録して、お店でVISAのタッチ決済をやるまでの流れを紹介しています。
タッチしても反応しないときの対処法
設定をして、かざしているのに反応しない場合は以下の原因が考えられます。
- スマホをかざす位置が正しくない
- NFC機能がオフになっている
- 決済端末にかざすタイミングがわるい
①スマホをかざす位置は、背面にあるFelicaマーク(おサイフケータイ対応機種)またはNFCマーク(海外製のスマホ)です。スマホ背面にあるマークを決済端末中央にかざします。

Felicaマークはスマホ背面の上部にあったり、中央部にあったり、機種によって異なります。
②NFC機能はデフォルトではオンになっているはずですが、何らかの原因でオフになってしまっている場合にはタッチ決済もおサイフケータイも使えない状態です。
NFC設定は、設定アプリの「NFC/おサイフケータイ設定」-「NFC/おサイフケータイロック」の設定をオフ、「Reader/Writer,P2P」の設定を有効にします。
※機種により設定が異なる場合があります

③かざすタイミング
決済端末によってはかざすタイミングによりエラーとなることがあります。特にセブンイレブンではエラーとなるケースが多いようです。
セブンイレブンでエラーを避けるためには以下をやってみてください。
・決済端末のランプが青色に光ってからスマホをかざす
・画面ロックは解除した状態でかざす
・決済端末が緑色に変わったら素早くスマホを離す
おサイフケータイとGoogle Payの違い
私も完全に理解しているわけではありませんが、下記のようなイメージです。
おサイフケータイ | Google Pay | |
---|---|---|
必要なスマホ | おサイフケータイ対応スマホ | NFC対応スマホ |
必要なアプリ | おサイフケータイアプリ | Google Payアプリ |
NFCタイプ | NFCタイプF(FeliCa) | NFCタイプA/B |
利用できる決済 | Suica・PASMO・nanaco・楽天Edy・WAON・QUICPay・iDなどの電子マネー | クレジットカードのタッチ決済 |
かざすときの画面の状態 | スリープ状態(画面暗い)でOK | 画面を明るくする ※ロック解除が確実 |
ややこしいのは、Google Payアプリの存在。Google Payアプリではクレカのタッチ決済の他にも、Suica、nanaco、iDなどの電子マネーの管理もできます。しかし、電子マネーを利用するにはおサイフケータイ(FeliCa)が必要となります。
日本で発売されているおサイフケータイ対応スマホ(NFCタイプF/FeliCa)はNFCタイプA/Bにも対応しているはずなので、おサイフケータイ対応スマホを利用していればGoogle Payも利用できると考えてよいでしょう。
一方、海外製のスマホではおサイフケータイには対応していないけど、NFCタイプA/Bに対応しているものがほとんどです。そのようなスマホの場合にはおサイフケータイ機能は使えませんが、Google Payは利用できます。
・おサイフケータイ(NFCタイプF=Felica)⇒日本独自
・NFCタイプA/B⇒海外標準
おサイフケータイは日本独自のものなので「ガラパゴス化」などと言われることもありますが、私はおサイフケータイ(Felica)は日本のスゴイ技術だと思っているので、今後も利用され続けてほしいです(特にSuica)。
コメント 初めてのコメントは承認後に表示されます