PayPayの本を執筆しました!
PR:記事内に広告を含む場合があります

au PAY プリペイドカードの使い方、メリット・デメリットを徹底解説

aupayプリペイドカード

こんにちは!スマっ子(@SmakkoCashless)です。

au PAY プリペイドカードはクレジットカードとほぼ同様に使えてポイントもたまりますが、それ以外にもお得な使い方がたくさんあり、auユーザー以外でもメリットのあるカードです。

2024年4月23日にau PAYプリペイドカードがリニューアルされました。下記記事で詳しく解説しています。
リニューアルされたau PAYプリペイドカードの使い方、メリット・デメリットを徹底解説

本記事では、au PAY プリペイドカード初心者でもわかるように基本的な使い方から応用的な使い方まで徹底解説します。

本記事の内容は動画でも解説しています。

au PAY プリペイドカードとは?

au PAY プリペイドカード(旧 au WALLETプリペイドカード)はプリペイド(前払い)式のカードで、事前にチャージされた「残高」から支払います。チャージした残高分しか使うことができないので、使いすぎが心配という方にもおすすめです。

発行手数料・年会費も無料、審査なしで誰でも作れます。

au携帯電話契約者以外でも発行できます!

aupayプリペイドカード
au PAY プリペイドカード

aupayプリペイドカード
au WALLETプリペイドカード(以前の名称)

現在のカードは「au PAY」と記載されていますが、私のカードは発行年日が古いので「au WALLET」と記載されています(上記の右写真)。「au WALLET」と記載されているカードでもau PAY プリペイドカードとして普通に使えます。

au PAYプリペイドカードの特徴は、

  • au PAY残高と連動している(=残高はau PAYと共通)
  • Pontaポイントがたまる
  • Mastercard加盟店で使える(auPAYが使えない店でも使える)
  • スマホから簡単にチャージできる
  • Apple Payに対応

au PAYプリペイドカードの残高は、au PAY残高と共通です。例えば、au PAYプリペイドカードで1,000円支払えば、au PAY残高も1,000円減ります。

スマっ子
スマっ子

au PAYプリペイドカードとau PAYの残高が連動しているので残高を一括管理できて便利ですね!

マスターカードブランドのついたプリペイドカードなので、クレジットカードやデビットカードと同じように世界中のマスターカード加盟店で使えます。

一部プリペイドカードを利用できない店舗やサービスがあります。
(auなどの各種通信料金や公共料金/ガソリンスタンドの給油/高速道路料金/インターネットプロバイダー料金/飛行機の機内販売サービス/有料放送視聴料金など)
au PAY プリペイドカードの利用不可店舗

カード名称au PAY プリペイドカード
年会費/発行手数料無料
たまるポイントPontaポイント
ポイント還元率0.5%
200円で1 Pontaポイント
国際ブランドMastercard
3Dセキュア未対応
Apple Pay対応
Google Pay非対応
カード発行元KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社、au ペイメント株式会社
公式サイトhttps://www.au.com/payment/prepaid/
au PAY プリペイドカード お問い合わせ窓口
0120-977-964
受付時間 9:00~20:00

au PAYの名称を持つカードにはau PAYプリペイドカードの他に『auPAYカード(クレジットカード)』もあります。au PAYカードについては別の記事で詳しく解説しています。

発行方法

下記いずれかの条件を満たしたいれば誰でも申込みできます。

以前は①②のみでしたが、③が追加されたので、だれでも申し込みやすくなりました

①au携帯電話、UQmobile携帯電話、auひかり、auひかり ちゅらの契約者

②au IDとauじぶん銀行に口座を持っている人
参考記事auじぶん銀行の口座開設方法

③2023/6/12以降にau PAY アプリ上での本人確認が完了している人

公式サイトau PAY プリペイドカードのお申し込み

チャージ方法

チャージ方法には以下の方法があります。

au PAYアプリを使ってチャージ

  • ローソン銀行ATM・セブン銀行ATM(現金チャージ)
  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • auかんたん決済(電話料金合算)
  • Pontaポイントから交換
  • au PAYギフトカード
  • auショップ

チャージできるクレジットカードは、マスターとアメックスはすべてのカードが対象ですが、VisaとJCBはチャージできるカードが限られます。

aupayにチャージできるカード
引用元URL:https://wallet.auone.jp/contents/pc/guide/charge.html

クレジットカードからチャージすればクレジットのポイントもたまります(ポイント2重取り)。
※au PAYへのチャージはポイント対象外のクレジットカードもあります(例:楽天カード 、auPAYカード)

以前はau PAYカードでチャージしたすると1%ポイント付与でしたが、現在はポイント付与対象外となりました。auPAYへのチャージでポイント付与対象となるカードについては下記記事で解説しています。

auPAYカードからauPAYチャージがポイント対象外で二重取り不可に!
今回は悲しいお知らせです...。2022年12月よりau PAYカードからau PAY残高へのチャージがポイント付与対象外(=auPAYカードでのポイント二重取りができない)となりました。au PAYのウリであったポイント二重取りが、au ...

ローソンのレジでチャージ

ローソンの店頭レジで現金チャージすることができます。チャージするにはau PAYプリペイドカード(リアルカード)が必要です。

※チャージ単位は1,000円以上(1円単位で設定可能)最大45,000円/回
※「ナチュラルローソン」「ローソンストア100」の店舗でも可能です

>>ローソンレジでのau PAY残高へのチャージ方法

au PAY プリペイドカードの使い方

  • 国内外のMastercard加盟店で使う
  • Apple Payに登録して、QUICPay+やマスターカードのコンタクトレス決済
  • Apple Payに登録して、Suicaなどへチャージ

Mastercard加盟店で使う

国内・海外のMastercard加盟店で使用できます。
※海外で利用する場合は4%の手数料がかかります

お店で支払う際には、クレジットカードと同じく「クレジットカードで」や「カードで」といって支払います。支払い回数は1回払いのみです。

auPAYプリペイドカードの物理カード(リアルカード)は差込み(ICチップ)とタッチ決済に非対応なので、カードをスライドさせて(磁気ストライプ)支払います。

Amazonや楽天市場などのインターネットサイトではクレジットカード番号を入するところにカード番号や有効期限を入力することで使うことができます。

>>au PAY プリペイドカードの使い方(公式サイト)

★iPhoneはスマホ決済ができる!
物理カードはコンタクトレス決済(タッチ決済)には対応していませんが、Apple Payに登録することででMastercardコンタクトレス決済QUICPay+を使うことができます。

Mastercardコンタクトレス決済で支払う場合は、店員に「クレジットカードで」と伝えてスマホを端末にかざせば決済ができます。

※Touch ID/Face IDの認証をして、「リーダーにかざしてください」と表示がでた状態でかざします

▼ローソンで支払った様子です(再生ボタンを押すと支払っている部分がリピート再生されます)

例えば、AMEXカードからauPAYプリペイドカードへチャージをしておけば、AMEXが使えないお店でもMasterカードとして使うことができ、間接的にAMEXカードを使ったことになります。

スマホでQUICPay+加盟店で使う

au PAYプリペイドカードをApple Payに登録すると、QUICPay+(クイックペイプラス)が使えるようになります。

※Apple Pay初心者向けの記事です➡Apple Payの始め方・使い方
※au PAY プリペイドカードをQUICPay+に設定する方法➡au公式サイト

「QUICPayで」と伝えてお店の端末にかざします。
※Touch ID/Face IDの認証をして、「リーダーにかざしてください」と表示がでた状態でかざします

「クイックペイ♪」という決済音が鳴るまでリーダーにかざします。

▼セブンイレブンで支払った様子です(再生ボタンを押すと支払っている部分がリピート再生されます)

【お得】Apple Pay経由でSuicaやnanaco等へチャージする

au PAYプリペイドカードをApple Payに登録すると、Apple Pay経由でau PAY残高をSuica、nanaco、WAONなどへチャージすることができます。

クレジットカードからSuicaなどの電子マネーへチャージしても、多くのクレカではポイント付与対象外となりますが、au PAYにチャージすることでクレカのポイント付与対象になります(ポイント付与対象外カードもあります)。

例えば、還元率1%のPayPayカードでチャージした場合、

・PayPayカード(1%)→au PAY残高(0%)→Suica、nanacoなど 合計1%

2022年12月からauPAYカードからauPAYへのチャージはポイント付与対象外となりました

Pontaポイント

auPAYコード決済やauPAYプリペイドカードを使うとPontaポイントがたまります。ポイントはauPAYアプリ、Pontaアプリ、レシートなどで確認することができます。

還元率

支払い200円(税込)毎に1Pontaポイントがたまります(還元率0.5%)。

還元率は0.5%ですが、支払額×0.5%ではなく、200円ごとに1ポイントである点には注意が必要です。例えば199円以下の支払いだと200円に達していないので1ポイントもたまりません。399円だと1ポイントですが、400円になると2ポイント、、、といった具合です。

使い道

Pontaポイントは1ポイント=1円として、au PAY 残高に100円単位でチャージできたり、全国22万店舗以上の加盟店で支払い代金として充当できるので使い道に困ることはありません。

Pontaポイントの主な使い道は以下の通りです。

  • au PAY残高にチャージする
  • Ponta加盟店で支払いに使う
  • au PAY マーケットでお買い物に使う
  • ローソンのお試し引換券と交換する
  • JALマイルと交換する
  • au料金/auスマホ購入に使う

auじぶん銀行口座をもっている人なら、「Pontaポイント⇒auPAY残高チャージ⇒auじぶん銀行へ払い出し」という手順でPontaポイントを現金化することも可能です。

au PAYマーケットではPontaポイントを50%増量して使うことができてお得です(auスマートパスプレミアム会員限定)。

参考記事auスマートパスプレミアムのメリット・デメリット

有効期限

Pontaポイントの期限は「加算・利用した日の1年後」です。1年間全くPontaポイントを貯めたり、利用しないとポイントが失効してしまいます。

日頃からau PAYやau PAYプリペイドカードを使っていれば、その都度ポイントがたまり、ポイントの有効期限が延長されるので、ポイントが失効することはありません。

ポイントアップ店

ポイントアップ店は、au PAY プリペイドカード、au PAY(コード支払い)、au PAY カードの利用で200円毎にポイントがさらにたまるお得なお店です。

例えば、トモズではau PAY(コード支払い)、au PAYプリペイドカード 200円毎に、Pontaポイント2P増量となります。

トモズで437円の買い物をしたときに付与されたPontaポイント

※セブンイレブン、イトーヨーカドー、ヨークでは2023年3月31日をもって、au PAY でのポイントアップ店を終了

ポイントアップ店の一覧は下記で確認できます。
>>ポイントアップ店一覧

クレジットカード修行との相性がよい

au PAYへのチャージはクレジットカード修行との相性がとてもよいです。

クレジットカード修行はauPAYだけであればできますが、auPAYプリペイドカードを持っていればチャージした残高の使い道が増えて利便性がよくなるので紹介します。

クレジットカード修行とは、クレジットカードをランクアップさせるために一定期間内に高額決済をすることです。

例えば、三井住友カードゴールド(NL)は「年間100万円の利用で翌年以降の年会費永年無料」となります。すなわち、修行を達成するには年間100万円を使う必要があります。

生活費など日々の支払いだけだと年間100万円も使えないという場合はau PAYにチャージすることで100万円達成が容易になります。

au PAYにチャージした残高には期限がないので、修行のために短期間に多額のチャージをしても慌てて残高を使う必要はありません。

三井住友カード ゴールド(NL)の国際ブランドにはVisaとMastercardがありますが、三井住友カードのVisaブランドはau PAYへのチャージができないので、修行をする場合にはマスターブランドを選択してください。

デメリット

  • ICチップなし
  • 3Dセキュアに対応していない 2023年1月17日より対応
  • 利用できない店舗やサービスがある(通信料金/公共料金/ガソリンスタンドなど)

auPAYプリペイドカードには磁気ストライプのみで、ICチップが付いていません。磁気ストライプはスキミングされやすくセキュリティが弱いという欠点があります。また、本人確認のためにサインを求められることもあります。

auPAYプリペイドカード(ICチップなし)
kyashカード(ICチップあり)

最近のクレジットカードやプリペイドカードにはICチップがついているので、磁気ストライプのリーダーがついていない端末もあり、そのようなお店では使うことができません。
※磁気ストライプは規格が古くセキュリティが弱いため廃止の方向に進んでいます

また、3Dセキュアに対応していないため、3Dセキュアが必要なサービスで利用することができません。2023年1月17日より3Dセキュアに対応しました!

3Dセキュアとは、インターネット上でクレジットカード決済をより安全に行うために、VISA、Mastercard、JCB、AMEXが推奨する本人認証サービスです。

上記のことから、auPAYプリペイドカード(物理カード)を積極的に使うのはあまりおすすめしません。auPAYアプリのコード決済を使うか、Apple Payに登録してクイックペイやマスターカードコンタクトレス決済で使うのがおすすめです。

B/43にチャージして使えばデメリットを解消!

以前はRevolutにチャージする方法を紹介していましたが、auPAYプリペイドカードからRevolutへのチャージは手数料1.3%がかかるようになったためおすすめできません。そのためRevolutに変わる方法としてB/43を紹介します。

au PAYプリペイドカードのデメリットである「ICチップがない」「3Dセキュア非対応」の問題を解決できるのがB/43(ビーヨンサン)

「公共料金/ガソリンスタンド/電話料金などの支払い」については、B/43ではできるものとできないものがあります。この点はB/43はプリペイドカードのためRevolutのように何にでも使えるというわけにはいきません。

使い方は、auPAYプリペイドカードからB/43へチャージして、B/43で支払うという流れです。

リアルカードにはICチップが付いており、Visa加盟店で使用できます(タッチ決済もできます)。

auPAYプリペイドカード(0.5 0%) → B/43(0%) リアルカードで実店舗でも使える!

auPAYプリペイドカードからB/43へチャージする際には0.5%(200円につき1P)のPontaポイントもたまりますauPAYからB/43へのチャージはポイント付与がなくなりました

参考記事B/43のメリット・デメリットや使い方

下記動画の4分50秒付近からauPAYプリペイドカード&B/43について解説しています。チャージ方法の説明もしています。

au PAY プリペイドカードまとめ

メリット
  • 残高はau PAYと共通なので管理が楽
  • Pontaポイントがたまる
  • Mastercard加盟店で使える(auPAYが使えない店でも使える)
  • スマホから簡単にチャージできる
  • Apple Payに対応(QUICPay+が使える/電子マネーチャージができる)
  • ポイントアップ店での買い物でポイント増量
デメリット
  • ICチップなし
  • 3Dセキュアに対応していない 対応しました!
  • 利用できない店舗やサービスがある(通信料金/公共料金/ガソリンスタンドなど)

デメリットに関しては、B/43にチャージして使うことでほぼ解決できます。

動画で解説&実演

本記事の内容はYouTube動画で解説しています。動画撮影時と現在で変更になった点がありますので、動画の内容は一部古いです。本記事の内容が最新情報です。

スマっ子
スマっ子

コメントや質問がありましたが、お気軽に下のコメント欄にご記入ください。

コメント 初めてのコメントは承認後に表示されます

  1. 高橋ヒデコ より:

    こんにちは、このカードをApple PAYに登録してローソンで決済する時に、別にPontaカードの提示は必要でしょうか?
    AU PAYコード決済では不要ですよね。

    https://www.au.com/action/news/20230124-01/

    • スマっ子 スマっ子 より:

      高橋さま、コメントありがとうございます!
      おっしゃる通り、ローソンではauPAYで支払えば、Pontaカード提示しなくてもPontaポイントが貯まります。

  2. 高橋ヒデコ より:

    ローソンでPontaカード提示の手間を考えたら、auPAYで決済したほうが便利ということですね。ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました