d払いの始め方からお店での支払い方法まで初心者でもわかるように解説します。d払いの「d」はdocomo(ドコモ)のdですが、ドコモ回線以外の人でも簡単に始められて使えます。
実際に店舗で支払っている様子などは動画でも解説しています。
d払いはPayPayや楽天ペイなどと同じコード決済サービスです。名前が『〇〇ペイ』でないのでわかりにくいですが、使い方はPayPayなどと同じです。ドコモが運営しているペイサービスなので、『ドコモ ペイ』という名称にすればもっとわかりやすいのですが…。
d払いの始め方
d払いはドコモの決済サービスですが、ドコモ回線以外の人でも使えます。
私もdocomoユーザーではありません
ドコモ回線を契約している人はdアカウントでログインして始められます。ドコモ回線以外の人は、dアカウント発行(無料)すれば使えます。
d払い-スマホ決済アプリ、キャッシュレスでお支払い
株式会社NTTドコモ無料posted withアプリーチ
d払いの支払い方法
支払い方法には以下の4つがあります。
- 電話料金合算払い(ドコモユーザー限定)
- クレジットカード(dカード含むVISA、Master、American Express、JCB)
- d払い残高
- dポイント払い
電話料金合算払い
ドコモ回線契約者は、電話料金と合算で支払うことができます。これを使えば残高にチャージしたり、クレジットカードを登録したりする必要がなく楽です。ドコモユーザーの方はこの方法がおすすめです。
※ドコモやahamoを契約していない人はこの方法は使えません
クレジットカード払い
クレジットカードは VISA、Master、American Express、JCBブランドが登録可能ですが、 登録には本人認証サービス(3Dセキュア)が必要です。3Dセキュアに対応していないカードは登録できません。多くのクレジットカードが3Dセキュアに対応しています。
参考URL:本人認証サービスの設定について(ドコモ公式)
自分のカードが3Dセキュアに対応しているかどうかわからない場合は、「〇〇カード 3Dセキュア 」で検索すればすぐにでてきます(例:楽天カード 3Dセキュア)。そしてそのページで3Dセキュアの登録をすればすぐに使えるようになります。
d払い残高
クレジットカードを登録したくない人は残高払いがおすすめです。セブン銀行ATMなどで現金でチャージができます。
残高にチャージ(入金)する方法は銀行口座かセブン銀行ATMのいずれかになります。いずれも手数料は無料です。
銀行口座からチャージする場合には本人確認が必要となります。
本人確認不要で簡単にチャージできるのは『セブン銀行ATM』を利用する方法です。セブン銀行の口座は不要です。年齢制限もないので誰でもチャージ可能です。
セブン銀行ATMはセブンイレブン店内やイトーヨーカドー、駅などに設置されています。
▼セブン銀行ATMでのチャージの仕方(動画解説)
dポイント充当
1ポイント=1円として、dポイントをd払いの支払いに使うことができます。
d払いを使っているとキャンペーンなどでdポイントが結構たまります。キャンペーンでもらえるポイントはたいてい期間限定(3か月など)なので、失効しそうになったらd払いで使ってしまいましょう。
※dポイント充当で支払った場合、決済時のdポイントは付与されません
店舗での支払い方法
PayPayなどのコード決済と使い方はほとんど同じです。
店頭での支払い方法には「お店の人にコードを見せて支払う方法」と「コードを自分で読み取って支払う方法」の2タイプあります。
コードを見せて支払う
コンビニ、スーパーなど多くのお店は「コードを見せて支払う」方法です。
初心者の方はコンビニでまずこの方法で支払ってみるのがよいと思います。とても簡単です。
d払いアプリを起動するとバーコード(またはQRコード)が表示されるので、「d払いで」と伝えて、バーコードをお店の人に見せて、読み取ってもらうことで支払いが完了します。
PayPayの決済音は「ペイペイ♪」という音がしますが、d払いでは「ピッ」という音がするだけです。
※2023年3月16日からアプリが新しくなり決済音が鳴るようになりました(こちらの公式サイトで決済音を再生することができます)
バーコードを見せるだけなのでとても簡単です。
支払いが完了すると、スマホに「お支払い完了」の画面が表示され、メールにも決済情報が届きます。
コードを読み取って支払う
小規模なお店にはコードを読み取る機会がないので、QRコードの紙が店頭に置かれており、それを読み取って支払います。
1.アプリの「読み取る」タブをタップするとカメラが起動します。
※カメラからのアクセス許可を求められた場合は許可するにします
2.カメラが起動したら、お店側から提示されたQRコードをカメラで読み取ります。
3.支払い金額を入力して、「お支払い内容の確認」をタップします。
4.次の画面で支払い内容を確認し、「支払う」をタップすると支払いが完了します。
バーコードを見せる方法よりは面倒ですが、QRコードを読み取るところまでできれば、あとはお店の人が指示してくれるので、そこまで難しいことはありません。
d払いを導入している店舗ではバーコードを読み取る方法のお店はかなり少ないので、使う機会は滅多にないと思います。私もほとんど使ったことはありません。
参考URL:d払いで支払う(ドコモ公式サイト)
ポイント還元率
d払いで支払うと、200円(税込)につき1ポイント( 0.5%還元)がたまります。
ただし、以下の支払い方法が還元対象です。dカード以外のクレジットカード支払いは還元対象外です。
- 電話料金合算払い
- dカード
- d払い残高
クレジットカード支払いにすると、クレジットカードのポイントも付与されるので、ポイントの二重取りができます。
※dカード以外のクレジットカード支払いの場合、ポイント還元がなくなりました(2022年6月1日より)
2022年6月以降、dカード以外のクレジットカードではポイント2重取りはできなくなりました。
例えば楽天カードをd払いに紐づけた場合、
楽天カードのポイント還元1% + d払い支払い時の還元0%
となり、付与されるのは楽天カードのポイントのみで、d払いのポイントは付与されません。
支払い方法 | ポイント還元 |
---|---|
・電話料金合算払い ・dカード ・d払い残高 | 200円につき1ポイント |
dカード以外のクレジットカード | ポイント進呈なし |
支払い方法をdカードにした場合、dカード側のポイントとして以前は1%だったのが、2022年12月10日からはdカード支払い特典0.5%還元にダウンしました。よって、支払い方法をdカードにするとポイント二重取りはできるものの、dカード支払い特典0.5%+d払い決済ポイント0.5%=合計1%です。
dカードを普通に使っても1%還元なので、dカードユーザーがd払いを使うメリットは以前に比べると減りました。
d払いの使い方(動画解説&実演)
解説付きの実演動画です↓
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