楽天ペイは期間限定の楽天ポイントを利用することができて、決済でポイントも貯まるなどメリットが大きい決済サービスです。
本記事では初心者向けに楽天ペイの使い方や楽天ポイントの還元率についてわかりやすく解説します。楽天ペイは楽天アカウントがあればすぐに始めることができます。
楽天ペイの使い方(動画解説&実演)
実際に楽天ペイでお店で支払う様子などを動画で紹介しています。楽天ペイがどのようなものなのか知りたい方は下記動画をご覧ください。
楽天ペイの始め方
1.楽天ペイアプリをダウンロード
iPhoneでもAndroidでもどちらでも使えます。
楽天ペイ-楽天ポイントカードも利用できるスマホ決済アプリ
posted withアプリーチ
2.楽天ペイアプリにログインします。
※楽天に会員登録していない場合は、会員登録(無料)します
3.電話番号を入力し、SMS認証をします
4.支払元を設定し、登録完了
登録時には支払い元には『クレジットカード』または『楽天銀行口座』を登録しておく必要があります(支払元はあとで変更可能です)。
2023年2月28日よりクレジットカードや銀行口座がなくても楽天ペイに登録できるようになりました。現金派の方はセブン銀行ATMから現金でのチャージも可能です。
クレジットカードは3Dセキュアに対応しているカードであれば登録できます(楽天カード以外でもOK)。
決済方法(支払元)
クレジットカード
クレジットカードを登録すると、クレジットカードから直接支払いができます。楽天ペイで支払った額がカードから引き落とされます。
クレジットカード払いは楽天カードのほか、Visa、Mastercard、JCB、American Express が登録できます。
- 楽天カード(Visa、Mastercard、JCB、American Express)
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
※本人認証サービス(3Dセキュア)に対応していないカードは登録できません
クレジットカード払いをした場合は、それぞれのクレジットカードのポイントがたまります。楽天カードの場合は1%です。
楽天のサービスを利用する際には楽天カードがあると何かと便利です。新規入会&利用で5,000ポイントがもらえるキャンペーンをたいていやっています。
楽天カードは還元率1%と高く、楽天サービスではさらに高還元率なのでポイントが貯まりやすいです!
楽天銀行
楽天銀行の口座を直接紐づけて、楽天銀行口座から支払うことができます。
1%ポイント還元となります。
楽天キャッシュ
楽天ペイアプリは直接アプリに残高チャージをする仕組みにはなっておらず、「楽天キャッシュ」という楽天グループの電子マネーにチャージします。『楽天キャッシュへチャージする』というのはPayPayなどの残高にチャージするのと同じ感覚です。
※楽天キャッシュへのチャージ・利用は無料です
楽天キャッシュへのチャージ方法(セブン銀行ATMから現金チャージも可)は後述します。
楽天キャッシュは楽天ペイ以外にも楽天市場、楽天トラベル、ラクマなど楽天グループでの買い物にも使えます。また、手数料無料で個人間送付ができるので、家族や友人に楽天キャッシュを送ることもできます。
楽天キャッシュには「基本型」と「プレミアム型」の2種類があります。2つの違いは出金可能かどうかだけです。基本型は出金不可、基本型は出金可能です。楽天ペイを使う際にはどちらの型かは関係ありません。
楽天カード、楽天銀行、セブン銀行ATMからチャージした楽天キャッシュは基本型、それ以外(ラクマの売上金、楽天アフィリエイト報酬など)の楽天キャッシュはプレミアム型になります。
プレミアム型は本人名義の銀行口座へ出金が可能です。プレミアム型の残高を保有するためには事前にに本人確認手続きが必要です。楽天銀行へ出金する場合は手数料無料です。
参考URL:楽天キャッシュの【基本型】と【プレミアム型】の違い
楽天ポイント
楽天ペイアプリでは、楽天ポイントを1ポイント=1円として支払いに使うことができます。期間限定ポイントも使うことができます。
期間限定ポイントを使えるのが楽天ペイの大きな魅力です!
※通常ポイントと期間限定ポイントがある場合には、期間限定ポイントから先に使われます
期間限定ポイントで支払っても1%の通常ポイントがもらえます(利用の翌日に)。
楽天キャッシュへのチャージ方法
チャージ方法は以下の4つの方法があります。
- 楽天カード(クレジットカード)
- 楽天銀行
- セブン銀行ATMから現金チャージ
- ラクマの売上金
- 楽天ウォレット
※クレジットカード払いは、楽天カード以外のクレジットカードも登録できますが、楽天キャッシュにチャージできるカードは楽天カードのみです。
他のスマホ決済ではコンビニATMからチャージする方法もありますが、楽天ペイではATMからのチャージはできません。2022年7月25日よりセブン銀行ATMから現金チャージできるようになりました。
セブン銀行ATM現金チャージのやり方は下記記事で解説しています
>>楽天ペイにセブン銀行ATMでチャージする方法
どの方法からチャージしてもすべて楽天キャッシュにチャージされます。チャージする際に手数料はかかりません。
ポイントを貯めたいなら、楽天カードからチャージすると200円チャージごとに1ポイント(0.5%還元)たまります。楽天銀行やラクマからのチャージではチャージ時のポイントはたまりません。
楽天キャッシュで支払う場合には、100円につき1ポイント(1%還元)貯まります。
店舗での支払い方法
支払い方法はお店によって異なります。チェーン店などではコード払いのことが多く、小規模店舗ではQRコード払いのことが多いです。
コード払い
バーコード/QRコードをレジで提示して、お店の人に読み取ってもらいます。
バーコード/QRコードをみせるだけなので、簡単です。コンビニ、大手スーパー、外食チェーンなどはほとんどがこの方法です。
QR払い
1.「QR読み取り」を選択すると、カメラが起動します
2.お店で提示されたQRコードをカメラで読み取ります。
3.金額入力画面がでるので、お店の人に言われた金額を入力します。
4.「スライドでお支払い」を右へスライドさせると支払いが完了します!
小規模なお店ではこのような方式が多いです。
セルフ
QRコードを読み取らなくても、位置情報でスマホ上に表示されたお店を選んで、金額を入力することができます。
私はセルフは一度も使ったことありません。セルフは特に使う必要はないと思います。
楽天ペイで支払ったときのポイント還元率
楽天ペイ支払いで最大1.5%
★クレジットカード払い
楽天カードを使ったクレジットカード払いをした場合は、100円ごとに楽天ポイント1ポイントがたまります(1%還元)。
楽天カード以外のクレジットカード払いをした場合には、クレジットカード会社のポイントがたまります(楽天ポイントはたまりません)。
★楽天キャッシュ払い
楽天カードから楽天キャッシュへチャージした場合には、200円チャージごとに1ポイントたまり(0.5%還元)、さらに楽天キャッシュで100円支払うごとに1ポイントたまる (1%還元) ので、合計1.5%還元になります。
なので、楽天カードを使う場合は、クレジットカード払い(1%還元)よりも楽天キャッシュ払い(1.5%還元)のほうが還元率が高くなります。
★楽天ポイント払い
100円または200円支払うごとに楽天ポイント1ポイントがたまります(0.5~1%還元)。100円で1ポイントたまるお店と200円で1ポイントたまるお店があります。例えば、マクドナルドでは200円につき1ポイントです。
期間限定ポイントで支払ってもポイントがつきます!
楽天ポイントカード加盟店では還元率 最大2.5%!
楽天ポイントカード加盟店で楽天ポイントカードを提示すると、100円または200円につき1ポイントがたまります(還元率0.5~1%、還元率は加盟店により異なります)。
さらに楽天ペイで支払いをするとWでポイントがたまります
楽天カードで楽天キャッシュへチャージ→ポイントカード提示→楽天ペイ支払い
1.楽天カードで楽天キャッシュにチャージ(200円につき1ポイント)還元率0.5%
2.楽天ポイントカードの提示(税抜100円につき1ポイント)還元率1%
3.楽天キャッシュを利用した楽天ペイ決済(税込100円につき1ポイント)還元率1%
最大2.5%の還元率となります。
楽天ポイントカードは楽天ペイアプリ上から提示できます。わざわざ楽天ポイントカードアプリを開く必要がないので楽です。
デイリーヤマザキで「ポイントカード提示+楽天ペイ支払い」をしている様子は下記動画の最後のほうで紹介しています。
ポイント対象外店舗
楽天ペイで決済してもポイントが付与されない店舗があります。以前は少なかったのですが、ポイント対象外店舗が増加傾向にあります…。
ユニクロ、ジーユー、スーパーのオーケー、シャトレーゼ、吉野家など…対象外店舗は結構多いです。
最新情報は下記公式サイトでご確認ください。
>>楽天ペイのポイント進呈対象外店舗
まとめ
楽天ペイは楽天をよく利用する楽天ユーザーにとって特に利便性がよいスマホ決済です。私の場合、〇〇ペイのキャンペンーンがない場合のペイ決済は楽天ペイを一番よく使います。
理由としては、期間限定ポイントを使えるからです。楽天ペイを使う前は、期間限定ポイントを消費するために特に買いたくないものを楽天市場で購入することもありましたが、楽天ペイを使うようになってからはスーパーやコンビニで期間限定ポイントを消化することができるようになり、期間限定ポイントを有効利用できています。
よくある質問(FAQ)
『楽天ペイの使い方』のYouTube動画に多くの質問をいただいていますので、皆様の役にたちそうな質問&回答はここにも記載しておきます。随時更新中。
- Q支払い元をcashにして2万入れました。もし5万の買い物をしたい時、不足分はチャージしなくてはならないのでしょうか?それとも不足分はクレジットカードから落としてくれるのでしょうか?
- A
支払元をキャッシュにした場合、不足するとエラーになります。クレジットカードを登録していれば、支払元をクレジットカードにしておいて、ポイント/キャッシュを使う設定にしておけば、キャッシュ不足分はクレジットカードが使われます。
ポイント/キャッシュの細かな設定はお支払元をクレジットカードにした状態でバーコード・QRコードを表示させると、お支払元の下に設定が表示されるのでそこからできます。
- Q楽天ペイのアプリ内の楽天ポイントと、楽天クレジットカードの楽天ポイントって別なのでしょうか
- A
ポイントカードは同じIDでログインしていれば、どこから表示しても同じです。
どこから出すか区別する必要があるのはキャンペーンに参加するときです。楽天ペイのキャンペーンでは、『楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカードを提示したときのみポイント2倍』といったことがあるので、そのようなキャンペーンに参加する場合は楽天ペイアプリ内のポイントカードを提示する必要があります。
参考:楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカード限定!毎日だれでも楽天ポイント2倍キャンペーン https://pointcard.rakuten.co.jp/campaign/entire/payapp2times/
- Q支払い時に通常ポイントは使わずポイントは期間限定ポイントのみを使い、残りを楽天キャッシュでの支払いというのは可能なのでしょうか?
- A
期間限定ポイントのみ使って通常ポイントは残して楽天キャッシュというのは楽天ペイの設定ではできません。
「楽天ポイント利息」というサービスを利用することで解決できます。楽天ポイントに利息がつくサービスなんですが、利息は大したことありません。このサービスを利用して、通常ポイントを楽天ポイント利息に預けておけば、楽天ペイで通常ポイントを使わなくて済みます。楽天ポイント利息に追加できるのは通常ポイントのみで、預けたポイントは手数料無料で出し入れが自由にできます。 https://point.rakuten.co.jp/interest/introduction/
- Qプラスチックカードの楽天ポイントカードと楽天ペイアプリの楽天ポイントカードで還元率は同じですか?
- A
はい、同じです。ただし、楽天ペイアプリ内の楽天ポイントカードを提示したとき限定でポイントが2倍になるキャンペーンなどが定期的に開催されています。そのようなときは楽天ペイアプリ内のポイントカードを提示するとお得になります。
例えばこのようなキャンペーンです https://pointcard.rakuten.co.jp/campaign/entire/payapp2times/ https://pay.rakuten.co.jp/campaign/debut-pointcard/
- Qカードは登録したくないので楽天銀行を登録しました。その場合は支払元を楽天銀行にするのと楽天キャッシュにするのはどちらがお得になりますか?
- A
結論としてはどちらも1%で同じです。 楽天銀行口座を支払元に紐付けた場合の還元率は1%です。楽天銀行から楽天キャッシュにチャージした場合は、チャージではポイントはたまりませんが楽天キャッシュで支払うと1%還元なので還元率は1%です。
- Q楽天ペイアプリの右隅の“ポイントカード”のところは、瞬間チャージなどの支払いに関する設定がありますが、楽天ポイント加盟店でポイント支払いをする場合は、このポイントカードの画面でポイント支払いができるのでしょうか?
- A
ポイントカードで支払いするときは右側のポイントカードの提示のみでOKです!
ポイントカードを提示してバーコード読み取ってもらい、支払いのときに店員にポイントを使うと伝えればポイントが使われます。
コメント 初めてのコメントは承認後に表示されます