PayPayの本を執筆しました!
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PayPayカードのメリット・デメリット徹底解説

こんにちは!スマっ子(@SmakkoCashless)です。

PayPayカードは年会費無料で基本還元率1%と高還元カードなので、メインカードとして使ってもよいレベルのクレジットカードです。本記事では、PayPayカードのメリット・デメリットとともに実際の使用感なども詳しく解説します。

こんな人におすすめ!

PayPayカードは年会費無料ポイント還元率1%と基本スペックが高いカードです。特におすすめなのは以下に当てはまる人です。

  • PayPayを利用する
  • Yahoo!ショッピングなどYahoo!サービスを利用する
  • Famipay、auPAY、モバイルSuicaなどにチャージでポイントを貯めたい
  • タッチ決済を使いたい(ApplePay/GooglePayにも対応)

PayPayをよく利用する人にはメリットが大きいカードです。PayPayの基本還元率は、残高だと0.5%ですが、クレジットだと1.0%にアップします(詳しくは後述)。クレジットはPayPayカードをPayPayに登録すれば手数料無料で利用できます。

基本スペック

PayPayカードは日本国内在住の満18歳以上(高校生除く)であれば申し込むことが可能です。クレジットカードなので審査はあります。

年会費永年無料
還元率1.0%(税込200円の利用ごとに)
貯まるポイントPayPayポイント
国際ブランドJCB / VISA / Mastercard
3Dセキュア
タッチ決済
Apple Pay/Google PayApple Pay(VISA、Mastercard、JCB):〇、Google Pay(VISA、Mastercard):〇
ETCカード1枚あたり年会費550円(税込)/5枚まで
家族カードあり(年会費無料)/10枚まで
公式サイトPayPayカード公式サイト

★国際ブランド
VISA、Mastercard、JCBの3つの国際ブランドから好きなものを選択できます。どのブランドを選んでも問題ありませんが、auPAYにチャージする場合はMastercardファミペイにチャージする場合はJCBを選択する必要があります。海外で利用する場合にはMastercardかVISAがおすすめです。

スマっ子
スマっ子

私はMastercardにしました!

PayPayカードは最大3枚(Visa、MasterCard、JCBそれぞれ1枚ずつ)、PayPayカード ゴールドは1枚(Visa、MasterCard、JCBのうちから1枚のみ)発行可能なので、最大4枚発行可能です。

★カード券面デザイン
ブラックの落ち着いたデザインで、縦型と横型を選択できます。

スマっ子
スマっ子

私は縦型デザインにしました!

カード番号の記載がないナンバーレスカードなので、セキュリティも安心です。カード番号・セキュリティコードはPayPayアプリかウェブから確認することができます。番号を表示するにはSMS認証や生体認証が必須となっているため、他人がカード番号を見ることはできません。

PayPayポイント

PayPayポイントは1ポイント=1円分としてPayPayが使えるお店で利用できます。PayPayのポイント運用に利用することもできます。

有効期限がないため、ポイントを失効してしまうリスクがなく、とても使い勝手のよいポイントです。

★ポイント付与対象外
PayPay(残高)チャージ、nanacoクレジットチャージ、Tマネーチャージ、ETCカード年会費、提携CD・ATM利用手数料、ソフトバンク通信料等
※2023年8月1日時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください

スマっ子
スマっ子

他のクレジットカードに比べるとポイント対象外がかなり少ないです。モバイルSuicaチャージでも1%のポイントが貯まります。

※PayPayカードからPayPay(残高)へチャージしてもポイントは貯まりません

PayPayカードのメリット

  1. 年会費無料
  2. 還元率1%
  3. PayPayステップの条件達成で最大還元率1.5%
  4. Yahoo!ショッピングでは毎日最大還元率5%
  5. 利用するとカード利用速報が届く
  6. タッチ決済に対応(ApplePay/GooglePayにも対応)
  7. 電子マネー、プリペイドカードへのチャージ分がポイント付与対象になる

①年会費
永年無料です。

②ポイント還元率
200円(税込)ごとに2ポイントがもらえます(還元率1%)。

200円未満の決済ではポイントは切り捨てとなるため、199円以下の支払いにはポイントがつきません。コンビニなどで少額の決済が多い場合には、切り捨てられるポイントが多くなり、ポイントがたまりにくいかもしれません。

③PayPayステップ
PayPayの利用状況によって翌月の還元率がアップする仕組みです。詳しくは後述します

④Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピング・LOHACOでPayPay(クレジット)またはPayPayカードで支払うと、合計5%のポイントが付与されます。

⑤カード利用速報
PayPayアプリのプッシュ通知をオンに設定しておくと、PayPayカードを利用すると直後に通知が届きます。万一不正利用された際にもすぐに気づくことができます。

ただし、利用先・利用金額によっては通知が届かない場合もあります。通知が届かない一例が下記となります。

  • 家族カードの利用
  • 300円未満の利用
  • Apple Pay(QUICPay)の利用
  • ETC、ガソリンスタンド、タクシーなどの利用
  • 携帯電話、公共料金、保険料などの月々の継続的な支払い

⑥タッチ決済に対応
カード裏面にはリップルマーク(電波のような波線4本のマーク)が付いており、タッチ決済ができます。カードをお店の決済端末にタッチする(かざす)だけで支払いができます。カードを差し込むよりも短時間で支払いが完了します。

Apple PayやGoogle Payに登録すれば、支払いの際にリアルカードがなくても、スマホでタッチ決済ができます。

★Apple Payに対応
PayPayカードをiPhoneのApple Payに登録すれば、『QUICPay』または『クレジットカードのタッチ決済』ができます。

★Google Payに対応
PayPayカードをGoogle Payに登録すると、『クレジットカードのタッチ決済』ができます。2024年8月8日時点ではVISA、Mastercardのみに対応。JCBは今後対応予定

⑦電子マネー等へのチャージがポイント付与対象
多くのクレジットカードはSuicaなどの電子マネーへのチャージはポイント付与対象外となっていますが、PayPayカードはポイント付与外が少ないです。

nanacoなど一部の電子マネーへのチャージは対象外ですが、モバイルSuica、Apple PayのWAON、auPAYなどへのチャージはポイント付与対象となっています。
※2023年10月8日時点、今後ポイント付与対象外になる可能性もあります

PayPayカードのデメリット

  1. ポイント還元が200円利用ごとに1%
  2. 保険が付帯されていない
  3. ETCカードが有料

①ポイント還元が200円ごと
利用金額200円(税込)ごとに1%(=2ポイント)が付与されます。毎回の支払い毎にポイントが付与される計算なので、1回の支払い金額が200円未満の場合、端数が切り捨てとなります。

例えば199円の買い物をした場合、200円未満なので0ポイントです。200円以上の買い物をしないと1ポイントももらえません。とはいえ、1回の決済での取りこぼしは1ポイントなので個人的にはあまり気になりません。

コンビニなどでの少額の決済が多い場合には、ポイントが貯まりにくくなるのでポイントを貯めたい場合には不向きかもしれません。

②保険が付帯されない
年会費無料カードの中にはショッピング保険や旅行保険が付帯されているものもありますが、PayPayカードには保険は付帯されていません。

③ETCカードが有料
ETCカードを発行する場合、年会費550円(税込)が必要です。しかし、年会費無料のクレジットカードの中には、ETCカードの年会費も無料のものがあります。そのため、ETCカードを発行する場合は他のカードの方がよいかもしれません。

PayPayユーザーにメリット大!

PayPayのクレジット利用で1%還元

PayPayカードはカード単体でも還元率1%と高い還元率を誇るカードですが、PayPayカードがあればPayPayでの利用(クレジット利用の場合)も還元率1%(最大1.5%)になります。

PayPayでの支払い方法には「残高」と「クレジット」があり、基本付与率は残高では0.5%、クレジットでは1%です。

クレジット利用分は、PayPayカードでの支払い分とまとめて請求され、銀行口座から引き落としされます。そのため、クレジット利用はPayPayカード利用と同じ扱いとなります。

PayPayカードをPayPayに登録して、クレジットで支払えばいつでも1%還元となります。PayPayでクレジットを利用する際は画面が青色になります。

個人経営のお店や薬局などはPayPayしか使えないお店も多く、そのようなお店でPayPayで払ったときに1%還元になるのは嬉しいですね!

PayPayステップの還元率がPayPayとPayPayカードの両方に適用!

PayPayステップとは、PayPayの利用状況によって翌月の還元率がアップするものです。この還元率はPayPayアプリ(クレジット)だけでなく、PayPayカード利用時にも適用されます。

支払い方法PayPayアプリ
(残高)
PayPayアプリ
(クレジット)
PayPayカード
①基本付与分0.5%1.0%1.0%
②条件達成特典0.5%0.5%0.5%
適用期間の付与率合計最大1.0%1.5%1.5%
※PayPayゴールドカードを保有しているゴールドカード特典として、さらに0.5%が付与されます
参考:PayPayステップ(PayPay公式サイト)

①の基本付与分は、PayPayカード保有&クレジット利用設定で1%なので誰でも簡単に適用されますが、②の条件達成特典は前月に下記の2つの条件を達成する必要があります。

  • PayPayまたはPayPayカード合わせて30回の支払い(200円以上の支払いが対象)
  • PayPayまたはPayPayカード合わせて10万円の支払い

「前月に30回決済&合計10万円の支払い」をすれば翌月の還元率が1.5%になりますが、この条件は結構ハードルが高いです。

光熱費、サブスク、買い物など日々の生活費の支払いを「PayPay」と「PayPayカード」に集約して、クレジットカードが使えるお店ではPayPayカード、クレジットカードが使えないお店ではPayPayで支払うようにすれば条件達成しやすくなります。

スマっ子
スマっ子

支払いをPayPayとPayPayカードに集約しても、「月に30回&合計10万円」を達成するのは簡単ではありませんね。私はこの条件達成は諦めています…。

条件を達成すれば、翌月のPayPayとPayPayカードの支払いが1.5%になります!

PayPayカードの申込み方法

PayPayカードの申し込みにはスマートフォンが必要です(パソコンからは手続きができません)。24時間申し込み可能で、審査は最短2分で完了します。カードは1週間程度で自宅住所宛へ送付されます。
※21時30分~翌10時までの申し込みは翌日12時以降の審査となります

PayPayカード申し込み時にPayPayにPayPayカードを登録できます。ここで登録しておけば、カード番号や明細をPayPayアプリで確認でき、クレジット(旧あと払い)機能もすぐに利用可能となります。

>>PayPayカード公式サイト

以前は公式サイトから申し込むと3,000ポイントがもらえるキャンペーンが開催されていましたが、現在は終了したようです。

ポイントサイト「ハピタス」から申し込むと3,000ポイントがもらえます(2024年8月8日時点)。
>>PayPayカード(ハピタス)

ハピタスについては下記で詳しく解説しています。

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