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Fundsの評判は?メリット・デメリットを徹底解説!運用実績も紹介します

こんにちは!スマっ子(@SmakkoCashless)です。

Funds(ファンズ)は企業に資金を貸して分配金をもらいたい個人とお金を借りたい企業を結びつける貸付ファンドです。Fundsの参加企業は上場企業が多く、サービス開始(2019年1月)以来、元本割れは1つもなく償還率100%の実績です。

利回りは2~3%とこの手のサービスとしては高くありませんが、銀行の定期預金より高めのリターンが期待できます。価格変動がなく、購入したら満期を待つだけなので、定期預金や債券と似たような感覚で投資できます。

リスク水準としては、定期預金や債券よりやや高く、投資信託や株式よりは低いといえます。

Fundsは元本保証ではありませんので、最終判断は必ず自己責任でお願いします。

本記事ではFundsの口座開設~実際に運用して分配金を受け取るまでの流れを初心者でもわかるように解説します。

スマっ子
スマっ子

実際に私が購入したファンドも紹介します。

最短5分で完了!

Fundsとは?

Funds(ファンズ)は『お金を借りたい企業』と『企業にお金を貸してその見返りとして分配を得たい投資家』を結びつけ、固定利回り型の資産運用ができるサービスです。

個人投資家は貸付ファンドを通じて、企業に間接的に資金を貸し付け(※)、その利息をもとに分配金を得ることができます。
※投資家が直接貸し付けるのではなく、投資資金が貸付で運用されます

リスクとしては参加企業(借り手企業)が倒産してしまうことですが、Fundsの参加企業の約8割は、上場企業(またはそのグループ会社)なので、倒産リスクはかなり低めです。

上場企業の倒産確率は?
2023年に倒産した上場企業は1社のみ。全上場企業(約3,900社)のうち、倒産確率はわずか0.03%程度です。

これまでの参加企業には、三菱UFJ銀行、メルカリ、ユーグレナ、福岡銀行、イオン銀行、マネーフォワードなど、信用力の高い上場企業が数多く含まれています。

借り手企業が倒産しない限り元本割れは起こらないため、こうした信頼性の高い企業のファンドに投資することで、リスクを抑えた運用が期待できます。

▼Fundsで過去に募集したファンド例

上場企業なのに、なぜ銀行からの低金利の融資ではなく、利息が高いFundsでの資金調達を選ぶのか疑問に思うかもしれません。銀行の融資には「融資までの時間が長い」「資金の使途が限られる」といったデメリットが存在するため、それを補完する目的でFundsを利用するケースがあります。また、Fundsを通じての資金調達することで、その企業の商品やサービスへの露出が増え、宣伝効果も期待できます。特に大手企業では、このような宣伝目的での利用が多いようです。

▼Fundsの償還実績
2025年4月15日時点で390ファンドの運用が終了していますが、元本毀損(貸し倒れ・デフォルト=会社が潰れる)は0件で、100%正常に償還されています。

種別件数割合
運用終了377件96.7%
早期分配終了13件3.3%
元本毀損終了0件0%
合計390件100%

正常償還率100% という実績は、Fundsが提供するファンドがすべて元本毀損なしで運用終了していることを意味します。早期分配終了は予定より早く分配が終了したケースです。元本毀損終了は0件で、投資家の元本が減ったファンドは一度も発生していません。

Fundsの利回りは平均2%程度で他の投資サービスに比べると高くはありませんが、取り扱われるのは厳選されたファンドなので比較的安心して投資できます。

>>Funds公式サイトはこちら

▼Fundsが倒産したら?
投資した資金は、運営会社の倒産リスクとは切り離されて管理されているので、仮にFundsを運営するファンズ社が倒産した場合でも、投資家の資金は影響を受けず、通常通り運用が継続されます。

預り金(デポジット口座残高)は、信託会社を通じて信託財産として管理されます。これにより、Funds社が万が一破綻しても、預り金は信託財産として守られ、受益者代理人(弁護士など)を通じて投資家に返還されます。

Fundsはこんな人におすすめ

「投資はしたいけれど、株や為替などの値動き商品は難しそう」「チャートを見たり分析したりするのは面倒…」という方に向いています。積極的なリターンを狙う投資というよりは、余裕資金を安定的に運用したい方に適しています。

リスクを分散させたい人
株式、投資信託、債券など他の投資と組み合わせることで、ポートフォリオのリスク分散を図れます
預貯金より利回りのよい投資がしたい
使う予定のないお金を預貯金に預けている人はその一部をFundsで運用することで預貯金より高いリターンが見込めます(利回り2~5%)
投資に時間を使いたくない人
ファンドには予定利回りと運用期間が設定されているため、投資をしたら満期を待つだけです

Fundsは社債とよく似ていますが、社債に比べると流動性が低く途中で換金することはできませんのでその点は注意が必要です。

個人向け社債については下記記事で詳しく解説していますので、社債が気になる方は下記記事を参考にしてください。
参考記事SBIホールディングスの社債のリスク、利率、購入方法などを解説!
参考記事ソフトバンクグループ第58回無担保社債は買い?リスクは?

Fundsのメリットとデメリット

メリット

  • 銀行の預金に比べると利回りが高い(2~4%程度)
  • 参加企業は上場企業中心
  • 株式や投資信託のような価格変動がないので、運用中の精神的負担がない
  • 仕組みがシンプルなので初心者でも始めやすい
  • 少額から始められる(1円~)
  • すべてオンラインで出来る(申込み~ファンド購入まで)

Fundsの平均的な利回りは2~3%で、銀行の定期預金金利よりも高い水準です。ただし、定期預金のように預金保険制度の対象ではないので、リスクはあります。

デメリット

  • 類似の投資サービスの中では利回りは低め(2~4%程度)
  • 途中で売却することはできない
  • 元本保証ではない
  • すべてオンラインで行うので、店頭や電話対応希望の人には向かない

Fundsは途中で売却することはできません。これが定期預金や債券との違いです。投資したあとで、なんかまずいな、、、という状況になっても売ることができません。万一経営破綻になった場合は投資した金額がパーになってしまうかもしれません…。

実際に購入したファンドの運用結果(動画解説あり)

過去に実際に購入したファンドを紹介します。

例1)フェイスネットワークファンド#5
2023年10月に「 フェイスネットワークファンド#5」を購入しました。#5というのはすでに#1~#4のファンド運用をしていて、今回は5回目の運用という意味です。過去に運用実績があるのは安心材料の一つです。

(株)フェイスネットワークは東証スタンダード市場の上場企業(3489)です。上場企業が借金を踏み倒す可能性は低いので、上場企業であることも安心材料になります。

ファンドの選び方がわからない場合には、一つの基準として、過去に運用実績がある上場企業を選ぶとよいでしょう。

運用期間5カ月で利回り2%のこのファンドに50万円投資しました。

開始日:2023年10月30日
終了日:2024年3月29日
この間は何もせず放置しているだけです。

実際に受け取った金額(振込ベース)
・2024年1月25日:分配金1,698円
・2024年4月25日:分配金2,438円
・2024年4月25日:元本 500,000円

50万円を約5か月運用して、4,136円の利益(利回り約2%)になりました。今回は50万円で運用しましたが、1円から投資することができるので、自分の資金状況に応じて無理のない範囲で投資ができます。

例2) GA technologies M&Aグロースファンド#5
2023年10月、利回り2.2%・運用期間11カ月のファンドに100万円を投資しました。
2024年10月に運用が終了し、元本100万円が戻ってきました。11カ月で受け取った分配金の合計は19,769円でした。

上記で紹介した例では50万円や100万円を投資していますが、初めてでよくわからない場合には、最初は少額から始めて、まずはやり方や流れを理解するのがよいでしょう(1円~投資可能)。

下記動画ではFundsの管理画面や私の保有しているファンドを紹介していますので、参考にしてください。下記リンクで再生すると、Fundsの説明部分から動画再生が開始されます。

>>Funds公式サイトはこちら

口座開設の流れ

私の場合は、申し込んでから約1時間で審査が終わって口座開設が完了しました。スマートフォンとマイナンバーカードがあれば申し込みは5分位で終わります。

スマっ子
スマっ子

口座開設・口座維持費用・出金などの手数料は一切かかりません。

口座開設の条件
  • 18歳以上75歳未満の方
  • 日本に居住している方
  • 反社会的勢力等に該当しない方
  • 審査を通過した方(審査基準及び内容は非公開)

口座開設はスマホから行います。

口座開設の流れ
  • 手順①
    会員登録

    メールアドレスとパスワードで会員登録をします。

  • 手順②
    必要事項の入力

    名前、生年月日、ご住所や出金時の振込先等の入力をします。

  • 手順③
    重要書類への同意
  • 手順④
    本人確認

    マイナンバーカードがあればその他の書類は不要です。

  • 口座開設完了

    オンライン申込の場合は最短1営業日で審査完了!私は約1時間で審査が完了しました。

自宅に郵便物が届くこともなく、すべてオンラインで完結します!

最短5分で完了!

ファンドに申込み(投資)をする流れ

口座開設が終わったら、Fundsのウェブサイト(パソコン、スマホどちらでもOK)で投資したいファンドを見つけます。ファンドの運用期間は1~2年程度のものが多いです。よいファンドが見つからないときは無理に申しまず、希望のファンドが見つかるまで待ちましょう。

以前はファンド募集数が少なくて、発売直後に売り切れて買えないこともありましたが、最近はファンド数も増えているので、発売直後に完売して買えないケースはほとんどありません。利回り2%前後のファンドなら月に数件募集されています。

申込の流れ
  • 「申込金額」に申し込みたい金額を入力して「申し込む」をタップ
  • 取引書面などへの同意をする

    3つの同意事項への同意(チェック)をすると次の画面へ進むことができます。

  • 「投資を申し込む」をタップ
  • 投資申込結果が表示されます

    入金は投資申込前でも後でもOKです!

    投資した金額がデポジット口座にない場合は、期日までにデポジット口座へ振り込みます。入金期日は2日程度しかないので、すぐに入金しましょう。

    ※Fundsを利用するのに手数料はかかりませんが、他行からデポジット口座へ入金するための振込手数料は自分で負担する必要があります。

投資家からの応募金額が最低成立金額を上回れば運用がスタートします。

運用開始後は特にやることはありません。ほったらかしでOKです。無事に運用が終了すれば分配金+投資したお金の全額が戻ってきます。
※分配金を受け取るタイミングはファンドによって異なります

まとめ

Fundsは、ミドルリスク・ミドルリターン型の貸付投資サービスです。借り手企業が倒産しない限り、元本割れは発生しない仕組みになっており、あらかじめ決められた固定利回りで、分配予定額も事前に提示されます。

社債と似ていますが、新規ファンドは毎月数件発行され、1円から投資できる点で社債よりも手軽に購入できます。中途売却ができない点には注意が必要ですが、これまでに募集された390件すべてのファンドが元本割れなく償還されており、比較的安定した投資先として利用できると思います。

また、Fundsでは定期的にキャンペーンも開催されており、応募すると意外とよく当たる印象です。最最近では「Funds サービス開始5周年記念キャンペーン」でAmazonギフトカード5,000円分が当選しました👇

さらに詳しい内容は公式サイトでチェックしてみてください。

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