UI銀行の評判は？口座開設～使い方、メリット・デメリット徹底解説！

UI銀行は金利が高いのが特長です。多額の余裕資金を低金利の銀行に預けっぱなしにしている人や元本保証商品に預けたい方におすすめです。本記事ではUI銀行のメリット・デメリットや口座開設方法やアプリの使い方について徹底解説します。

口座開設～アプリ使用方法など基本的なことは下記動画で解説しています！

公式サイトからアプリのダウンロードページへ行けます。

UI銀行とは？メリットとデメリット

2022年1月17日に開業した新しい銀行です。東京圏を基盤とする東京きらぼしフィナンシャルグループのデジタルバンクです。

普通預金金利が年0.1％、定期預金金利（1年・2年・3年もの）が年0.2％と金利が高いです。

私は金利の高さを魅力に感じて口座開設しましたが、ATM出金手数料や他行宛振込手数料無料回数も多くて魅力的です。詳細は後述します。

大きなデメリットはありません（スマホ取引が基本のデジタルバンクなので、スマホ取引がダメという方には向きません）。

１．知名度が低い
デメリットをあえてあげると知名度が低いことです。口座開設するにあたり、UI銀行という聞きなれない銀行名で不安に感じるかもしれません。

UI銀行は金融庁からの銀行業の免許はもちろん取得していますし、東京きらぼしフィナンシャルグループのデジタルバンクなので信用できます。

2．他行あて振込がリアルタイム入金に非対応
通常のネット銀行は、即時入金（リアルタイム入金）に対応している金融機関あての振込であれば、原則24時間365日リアルタイムで振込先金融機関へ送金されます。しかし、UI銀行では15:00以降の他行あて振込は翌営業日の着金となります。

３．PINコードの入力が面倒
UI銀行のアプリはログイン状態にもかかわらず、PINコードとワンタイムパスワードの入力を求められることが多いです。ワンタイムパスワードはアプリ画面に表示されて入力すればよいだけなので問題ありませんが、PINコード入力は少し面倒です。

スマホATMで入出金するときもPINコードとワンタイムパスワードを入力する必要があります。セキュリティ強化のためだと思うので、よい風に考えると安全性が高いとも言えますが、スマホ操作に慣れてない方だと使うのが難しいと思います。

私は定期預金中心で基本預けっぱなしなのでこの点は気になりませんが、普段使いにATMなどを使うには少し面倒かもしれません。ただ、頻繁に使っていると逆に使い慣れてそれほど面倒でなくなるのかもしれません。

＞＞UI銀行公式サイト

友だち紹介プログラムで500円プレゼント

紹介IDを使用して口座開設+初回ログインすることで現金500円がプレゼントされます。

私の紹介IDは「smakko」です。口座開設する際は使ってください。

参考記事：UI銀行 お友だち紹介プログラムで500円プレゼント

金利が高い（普通預金・定期預金）

普通預金、定期預金ともに金利が高いのがUI銀行の特長です。

約50年前は大手銀行の普通預金金利は年3％でしたが、現在は年0.001％。100万円を1年間預けても10円しか増えません。

UI銀行の普通預金金利は年0.10％とかなり高い水準ですが、普通預金金利だけでみるとauじぶん銀行やあおぞら銀行の金利は年0.2%とUI銀行よりも高いです。

きらぼし銀行の魅力は普通預金だけでなく、定期預金の金利も高いことです。定期預金は原則として定めた期間になるまで預金を引き出すことができませんが（※）、預けたときの金利が満期まで保証されます。

※中途解約をした場合、預入時の金利は適用されず、普通預金利率や中途解約利率が適用されます。中途解約しても元本割れすることはありません。定期預金は元本が保証されています。

最新の定期預金金利は下記となります（2023年11月1日現在）。

	スーパー定期預金 1,000万円未満	大口定期預金 1,000万円以上
1ヵ月	0.12％	0.12％
3ヵ月	0.12％	0.12％
6ヵ月	0.12％	0.12％
1年	0.20％	0.20％
2年	0.20％	0.20％
3年	0.20％	0.20％
5年	0.20％	0.20％

金利が年0.2％の定期預金に300万円を1年間預入した場合、税引き後の利息は4,795円となります。

下記はメガバンクに1年間預けた場合と利息を比較した表です。

	100万円	300万円	500万円	1,000万円
メガバンク (0.002％)	16円	48円	80円	160円
UI銀行 (0.2％)	1,598円	4,795円	7,991円	15,981円

預けるお金が大きければ大きいほど、UI銀行に預けるのがお得ですね！

※金利計算は参考金額であり実際の計算とは異なる場合があります

高金利な定期預金に預けたい人は口座開設必須の銀行といってもよいでしょう。

＞＞UI銀行公式サイト

UIプラス（優遇サービス）

総預金の1ヶ月平均残高に応じて5つのステージ（UIプラス）にランク付けされます。ステージごとにATM出金手数料や他行宛振込手数料無料回数が異なります。

UIステージはきらぼし銀行口座を保有しているかどうかで基準が異なります。きらぼし銀行口座保有者が優遇されています。最高のステージ5になれるのはきらぼし銀行口座保有者のみです。

きらぼし銀行口座を持っていなくてもステージ2の条件は総預金残高10万円以上なのでクリアするのは簡単です。

無料回数はUIプラスのステージによって決まります。

	総預金の1か月平均残高	他行振込手数料無料回数	ATM出金手数料無料回数
ステージ1	10万円未満	月2回	月1回
ステージ2	10万円以上	月5回	月3回
ステージ3	300万円以上	月7回	月7回
ステージ4	500万円以上	月15回	月15回

＞＞UI銀行公式サイト

他行振り込み手数料

無料回数をオーバーした場合でも他行あて振込手数料は1律86円とお手頃価格に設定されています。

ATM出金手数料

ATMが使えるのは以下3か所です
・ きらぼし銀行ATM
・ きらぼし銀行京王駅ATM
・ セブン銀行ATM

ATMでの入金はいつでも無料です。出金はきらぼし銀行ATM、きらぼし銀行京王駅ATMは平日8:45〜18:00は無料ですがが、それ以外は110円です。

セブン銀行ATMでの出金無料回数はUIステージによって決まります。

店舗でのサポート

口座開設や取引はアプリ操作が基本となりますが、きらぼし銀行店舗での対面での相談も受けられます。アプリが苦手なひとでも店舗スタッフによる操作サポートも受けられるとのこと。

きらぼし銀行の前を通ると、UI銀行開業のポスターがデカデカと掲げられていたのできらぼし銀行とUI銀行は一体と考えてよいと思います。

口座開設方法（動画で実演）

口座開設はスマホのアプリからのみです。店舗やパソコンからはできません。
※きらぼし銀行の窓口でサポートを受けることは可能です

アプリで本人確認をすれば、最短翌営業日に口座開設ができます。私は木曜夜に申し込んで金曜朝10時頃には口座開設完了のメールが届きました。友人も申し込んだ翌日の朝10時頃に完了メールがきたとのことなので、平日に申し込めば翌朝には完了メールが来るのではないかと思います。

用意するものは「スマートフォン」「メールアドレス」「本人確認書類（運転免許証またはマイナンバーカードまたは在留カード）」です。

口座開設の詳細は公式サイトで確認できます。
＞＞口座開設のご案内（UI銀行公式サイト）

アプリはシンプルな構成で、直感的に操作ができて使いやすいです。

UI銀行公式サイト

キャッシュカードは申し込みが必要

口座を開設しただけではキャッシュカードは発行されません。キャッシュカードが必要な場合はアプリから新規発行申込みが必要です。

また、キャッシュカードにデビットカードの機能はついていませんので、キャッシュカードで買い物をすることはできません。

アプリの右上にある三本線⇒設定⇒キャッシュカード→『新規発行申込み』から発行します。

発行申し込みをすると、約1週間～10日ほどで転送不要の簡易書留郵便で登録した住所宛に送られてきます。

※初回ログイン後の１日あたりの引出し限度額は10万円
※10万円以上の定期預金があると、引出し限度額は50万円
※引出し限度額はアプリで0円～100万円の範囲内で変更が可能で即時反映

UI銀行はこんな人におすすめ

私は預金金利の高さに魅力を感じて口座開設しましたが、UI銀行は金利以外にもメリットがある銀行です。以下のような方に特におすすめです。

• 高金利の円預金（普通・定期）に預けたい
• ATM取引が多い
• 他行への振込が多い
• 店舗でのサポートも受けたい
• きらぼし銀行の口座を持っている

普通預金金利が年0.1％、定期預金金利が年0.2％と高いので高金利に魅力を感じる方はUI銀行はかなりおすすめです。

ATM出金手数料/他行宛の振込無料回数が最大月20回無料です。回数はランクにより異なりますが、他のネット銀行に比べても引けをとらない内容です。定期預金などに多額を預けているだけで常に上位ランクになるのもよい点です。

きらぼし銀行ユーザーはランク優遇がされていたり、きらぼし銀行からUI銀行への振込手数料が無料だったりと何かとメリットが多いです。

上記項目にひとつでも当てはまる方は口座開設して損はないでしょう。口座開設は無料ですし、口座維持手数料などもかかりません。

＞＞UI銀行公式サイトはこちら