海外旅行や海外サイトでお得に外貨決済をしたい人におすすめのRevolut(レボリュート)を紹介します。
Revolutがあれば、為替手数料や海外でのATM引き出しの手数料を安く抑えることができます。
Revolutはリアルカードもありますが、原則はスマホアプリで利用します。アカウント作成、本人確認などすべてスマホアプリで完結します。
Revolut(レボリュート)とは
Revolutはイギリス発の金融アプリで全世界のユーザーは6,000万人以上。日本では2020年10月にサービスが開始されました。為替両替、海外送金、現地通貨での決済などでき、リアルカードもあります。
チャージして利用するのでプリペイドカード感覚で使えますが、プリペイドカードではなくデビットカード扱いです。

チャージして使うのでプリペイドカード感覚で使えます。
Revolutは安全性がとても高いと言われているカードなのでセキュリティ重視の方にもおすすめです。
私は海外旅行が好きなので、為替レートに魅力を感じてRevolutカードを作りましたが、カードを作った直後にコロナ渦になり海外ではまだ一度も使っていません。主に外貨決済で利用しています。
海外でクレジットカードを使って支払う際には、為替レートに加え、多くの場合1.6%~2.5%程度の事務手数料がかかります。Revolutでは有利な為替レートに加え、事務手数料無料(0円)なので、海外旅行や海外通販などで外貨決済をする際にメリットがあります!
三井住友カードなどの主要なVisaやMastercardのカード会社では、海外事務手数料が3.63%(※)に設定されています。例えば、三井住友カードで10万円を利用した場合、3,630円の海外事務手数料がかかりますが、Revolutでは手数料は0円です。
ポイントの貯まるカードでRevolutにチャージすれば(詳しくは後述)、カードのポイントも貯めることができます。
※イオンカードは海外事務手数料と1.6%に抑えられています

私はChatGPTの支払いなどにも使っています!
両替はRevolutアプリで簡単にできるので、旅行前のレートのよいタイミングや、両替所などで現地の為替レートを確認したタイミングなど都合のよいタイミングで必要な額だけ両替することができます。
3つのプラン、無料でも十分使えます!
プランは3種類あります。
| プラン名 | 料金 | 外貨両替無料枠 | 海外ATM出金手数料無料枠 | キャッシュバック | メタルカード | サポート |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スタンダード | 0円 | 75万円/月まで | 2.5万円/月まで | × | × | × |
| プレミアム | 980円/月 9,800円/年 | 無制限 | 5万円/月まで | × | × | 優先対応 |
| メタル | 1,980円/月 19,800円/年 | 無制限 | 10万円/月まで | 1%(上限5,000円) | ○ | 優先対応 |

私は無料のスタンダートプランです。
無料プラン(スタンダードプラン)は
・外貨両替の手数料無料は75万/月まで
・海外でのATM出金手数料無料は2.5円/月まで
という制限がつきますが、とりあえずはこれでも十分ではないかと思い、私は無料プランを申し込みました。
ATM手数料無料を超えた場合は2%の手数料がかかりますが、それでも2%は安い部類なので、トータルで考えると両替所やキャッシングで出金するより手数料は安くなると思います。
メタルプランは月1,980円かかりますが、利用額の1%キャッシュバック(上限は月5,000円まで)があります。
チャージ
チャージ方法・手数料
チャージ方法は以下の通りです。
- クレジットカード(VISA・Mastercard)
- デビットカード
- プリペイドカード
- 銀行振り込み(国内銀行のみ)
※アメックス、JCBなどからはチャージできません
※一時Mastercardからのチャージ不可となっていましたが、再開しました
▼チャージ手数料
| ブランド | カードの種類 | チャージ可否 | チャージ手数料 |
|---|---|---|---|
| VISA | クレジットカード プリペイドカード | 〇 | 1.7% |
| VISA | デビットカード | 〇 | 無料 |
| Mastercard | クレジットカード デビットカード | 〇 | 無料 |
| Mastercard | プリペイドカード | 〇 | 1.3% |
| VISA、Mastercard以外 (AMEX、JCBなど) | × | - |
Visaのクレジットカード/プリペイドカードによるチャージには1.7%の手数料が発生します。
※例えば、1万円のチャージ額に対して別途170円の手数料が発生します
Mastercardのクレジットカードからのチャージは手数料無料ですが、Mastercardのプリペイドカードからのチャージは1.3%の手数料がかかります。例えば、auPAYカード(Mastercard)でのチャージは無料ですが、auPAYプリペイドカードからのチャージでは手数料1.3%がかかります。
※ビジネス・法人カードは手数料1.7%
※日本国外発行のすべてのカードは手数料1.7%
※Apple PayやGoogle Payを利用したチャージも、元のカードと同じ手数料が適用されます
Walletに登録しているカードからもApple PayやGoogle Pay経由でチャージができます。
各種カードによるチャージをする際には、アプリ内のチャージ金額入力欄の下に手数料が表示されるので、チャージ前に手数料を確認をすることができます。
Revolutへのチャージでポイントがたまるカード
多くのカードではRevolutへのチャージはポイント付与対象外となっていますが、ポイントが貯まるカードもあります。チャージ手数料無料でポイント付与対象のカードは下記の通りです。
| カード名 | ブランド | カード種別 | 還元率 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天カード | Mastercard | クレジットカード | 1% | 楽天銀行デビットカードは対象外(公式アナウンス) |
| PayPayカード | Mastercard | クレジットカード | 1% | ・PayPayステップ達成で1.5% ・ゴールドカードは最大2% |
| dカード | Mastercard | クレジットカード | 1% | |
| auPAYカード | Mastercard | クレジットカード | 1% | auPAYプリペイドカードは対象外(公式アナウンス) |
| ローソンPontaプラス | Mastercard | クレジットカード | 1% | |
| 三井住友カード(NL) | Mastercard | クレジットカード | 0.5% | ゴールドカードは年間100万円利用で1万ポイントのボーナス(1.5%還元) |
| 三井住友銀行Olive | Visa | デビットカード | 0.5% | ゴールドカードは年間100万円利用で1万ポイントのボーナス(1.5%還元) |
| イオン銀行デビットカード | Visa | デビットカード | 0.5% | 毎月10日は1%還元 |
銀行振り込みでチャージする場合は、アプリに表示されている楽天銀行の口座へ入金します。国内銀行の営業時間内の振込の場合、通常数分後にRevolutアカウントに反映されます。
1回あたりのチャージ可能額
- カードからのチャージ:2,000円〜100万円
- 銀行振込によるチャージ:最大100万円(最小額に制限はありません)
最新情報は公式サイトでご確認ください
>>Revolut公式サイト
Revolutカード(リアルカード)
Revolutカードがあれば、海外ATMで現地通貨を引き出せたり、実店舗で買い物ができます。
こちらは私が持っているスタンダート会員(無料)のRevolutカードです。グラデーションが美しい券面です。

★私がリアルカードを作った理由
海外で現地通貨をATMで引き出す際には、クレジットカードのキャッシング機能を使っていましたが、Revolutカードは有利な為替レートで両替でき、月額25,000円までの引き出しなら手数料無料なので(超過分に対しては2%の手数料)、こちらのほうがお得だと感じてRevolutカードを作りました。ただ、カードを作ってからまだ一度も海外では利用していません。
現在は外貨決済(海外サイトやChatGPTの課金など)の際に使っています。
★Visaのタッチ決済に対応
リアルカードにはICチップが付いており、国際ブランドはVISAで、タッチ決済に対応しています。
Apple PayとGoogle PayでもVisaのタッチ決済ができます!
リアルカードがあれば実店舗での買い物が可能になります。
また、利用時にはリアルタイムでスマホアプリに通知が届くので、安心して利用できます。
さらに、不正利用が検知されるとアプリに通知が届きます。私自身、過去に自分自身の利用で不正利用通知が届いたことがありますが、アプリ上ですぐに解除できるため、スムーズに対応できます。
バーチャルカード
バーチャルカード、ワンタイムバーチャルカード(使い捨てバーチャルカード)がアプリから簡単に発行できます。Visaの使えるオンラインショッピングで利用できます。

ワンタイムバーチャルカードとは、一回だけ使えるカードなので、カード番号を入力したくない海外ネットショッピングなどで使うのに役立ちます。
私は使ったことがないので、使い勝手などはわかりません…。
メリット・デメリット まとめ
為替レートはイギリス時間の平日と土日祝で異なり、土日祝は為替手数料が1%追加でかかるので、両替はイギリス時間の平日に行うのがベストです。
Revolutの申し込み方法
Revolutを使うには、公式サイトよりアプリをダウンロードしてアカウントを作成します。アプリの指示に従って必要事項を入力していきます。
電話番号、住所、氏名、生年月日、メールアドレスを登録し、本人確認をします。本人確認には免許証、マイナンバーカード、住民票のいずれかが必要で、スマホで自撮り写真も撮ります。カードをネットで申し込むときのごく一般的な手順です。
本人確認が完了すると、アプリからバーチャルカードが使えるようになります。

私の場合は申し込んだ当日には使えるようになりました。
Revolutカード(リアルカード)はアプリ内で申請できます。発行手数料は無料です。私の場合は申請してから約2週間で届きました。ポスト投函なので受け取りは簡単です。


コメント 初めてのコメントは承認後に表示されます
・「Revoluteの特徴」 ってところ スペル違いますね
・「※auPAYプリペイドカードなど一部のプリペイドカードからもチャージができます」
→auPayプリペイドカードからはチャージできなくなりました。バンドルカード、Kyash、IDAREならチャージできますね。
BR28☆さま
ご指摘いただきありがとうございます。
記事修正しました。助かりました!