住信SBIネット銀行「アプリでATM」で手数料完全無料に！

住信SBIネット銀行は2024年12月１日より、セブン銀行とローソン銀行の『アプリでATM』を利用すると、入出金手数料が何度でも無料となります。

一方で、現物のキャッシュカード（デビット機能付き含む）を使ってATMで入出金する場合には、手数料が発生します（これまではスマプロランクに応じて無料回数がありました）。

この改定は、『アプリでATM』を利用する人にとっては改善となりますが、キャッシュカードを使う人にとっては改悪となります。

住信SBIネット銀行「ATM手数料改定」

2024年12月１日よりATM手数料を改定するとのお知らせがありました。

＞＞ATM手数料改定のお知らせ（住信SBIネット銀行株式会社）

下記支店が対象です。

イチゴ支店（101）、ブドウ支店（102）、ミカン支店（103）、レモン支店（104）、リンゴ支店（105）、バナナ支店（107）、メロン支店（108）、キウイ支店（109）、ツツジ支店（202）、イルカ支店（207）、クジラ支店（403）

改定後は、スマホアプリを利用して現金の入出金ができる『アプリでATM』は、スマプロランクに関係なく何度でも無料で利用できるようになります。

一方で、現物のキャッシュカード（デビット機能付き含む）を使ってATMを利用する場合、スマプロランクに応じた無料回数が廃止され、常に手数料がかかるようになります。

具体的な改定内容は下記の通りです。

「アプリでATM」利用時

<改定前>

ATM	お預入れ	お引出し
セブン銀行	スマプロランクに応じて一定回数無料 無料回数を超えた場合は110円（税込）
ローソン銀行
その他ATM	取扱いなし

<改定後>

ATM	お預入れ	お引出し
セブン銀行	何度でも無料
ローソン銀行
その他ATM	取扱いなし

「キャッシュカード」利用時

<改定前>

ATM	お預入れ		お引出し
セブン銀行	スマプロランクに応じて一定回数無料 無料回数を超えた場合は110円（税込）
ローソン銀行
イーネット
ゆうちょ銀行
イオン銀行
ビューアルッテ	取扱いなし		同上

<改定後>

ATM	お預入れ	お引出し
セブン銀行	165円（税込）
ローソン銀行
イーネット
ゆうちょ銀行	330円（税込）
イオン銀行	110円（税込）
ビューアルッテ	取扱いなし	110円（税込）

「アプリでATM」とは？使い方を実演解説

「アプリでATM」は、キャッシュカードのかわりにスマートフォンアプリを使って、セブンイレブンまたはローソンのATMから現金の入出金などができる機能です。

お財布を忘れても、スマホさえあればコンビニのATMから入出金が可能です！

「アプリでATM」サービスを利用するには、「スマート認証NEO」の登録が必要です。

使い方はとても簡単で、画面の指示に従って操作するだけです。具体的な利用方法については、下記の動画で実演していますので、ぜひ参考にしてください。

※「アプリでATM」利用時の引出限度額は「キャッシュカード引出限度額」が適用されます
※1回あたりの預入れ・引出しの利用限度額は、金融機関・ATMの機種により異なります

まとめ

現在はスマプロランクに応じてATM手数料の無料回数が決まっていますが、12月1日以降はランクに関係なく、以下の変更が適用されます。

• 『アプリでATM』を利用する場合は、何回でも手数料が無料
• キャッシュカード（デビット機能付き含む）を利用する場合は、手数料が発生（110円〜）

私の場合は…

数年前に「アプリでATM」を知って以来、キャッシュカードを持ち歩くことがなくなり、現金の入出金時にはスマホを利用してきました。そのため、今回の改定は私にとっては改善です。

ただ、私はキャッシュレス決済を中心とした生活をしているため、そもそも現金の入出金を行うこと自体がほとんどなく（年に数回程度）、今回の改定による影響は特にありません。

これまでキャッシュカードでATMを利用していた方は、改定後は手数料が発生するため、これを機会に「スマホでATM」を利用してみるのもよいかもしれません。セキュリティを心配される方もいますが、住信SBIネット銀行の『スマート認証NEO』は強力なセキュリティ機能を備えているので、それほど心配する必要はないと思います。

また、住信SBIネット銀行のデビットカードはApple PayやGoogle Payにも対応しているため、スマホにデビットカードを登録しておけばキャッシュレス決済が可能になり、現金を使う必要がなくなります。

参考記事：住信SBIネット銀行 デビットカード使い方、メリット・デメリットを徹底解説