B/43(ビーヨンサン)はVisaプリペイドカードとアプリがセットになったサービスです。クレジットカードとほぼ同様に使えて、アプリで残高管理などができます。
セキュリティレベルの高いプリペイドカードなので、カード初心者にもおすすめです。
100万円まで残高チャージができるのでクレジットカード修行にも使えます(三井住友カードの修行対象になります)。
B/43(ビーヨンサン)のメリットは?
B/43の正式名称は「家計簿プリカB/43(ビーヨンサン)」。支払いをB/43に集約することで自動的に家計簿が作られるというのがウリのプリペイドカードです。
プリペイドカードなので審査もなく学生や主婦でも作ることができます。
2021年4月にサービス開始し、アプリのダウンロード数は累計10万超。2022年7月にICチップ搭載の新カードが誕生したことによりさらに注目が集まっています。
アプリの評価も4.6と高く評判もよいです。
家族、夫婦、カップルで残高を共有できる共有口座(ペア口座)の使い勝手がよいとの評判です。アプリにお金を入れてカードで支払うだけで2人の支出を見ることができるので、カップルや夫婦での予算管理がしやすくなります。ペアの関係性は問われないので未婚カップルでもOKです。
参考リンク:ペア口座とは?(B/43ヘルプより)
生活費をほぼB/43のペアカードで支払っているけど、2人分の食費が毎月3,4万円程度で収まっててびっくり pic.twitter.com/GZZvQLx1EG
— さり (@sallllly0307) August 11, 2022
リアルカードは下の画像のようにVISAマークがついているので、実店舗やネット上のVisaの加盟店(スーパー、コンビニなど)でクレジットカードと同じように支払いに利用できます。
そして、カードで使った金額をアプリで管理できます。
プリペイド式カードなので事前にチャージ(入金)した分だけしか使うことができません。そのため、使いすぎが心配という方にもおすすめです。
チャージ方法
チャージ(入金)は、銀行口座、クレジットカード/デビットカード、セブン銀行ATM、コンビニ入金など様々な方法でできます(チャージは無料です)。
3Dセキュアに対応したVisa / Mastercardブランドのクレジットカードからのチャージができます。クレジットカードでチャージすればクレジットカードのポイントもたまります。
クレジットカード以外にも一部のプリペイドカードやデビットカードでのチャージも可能です。以下のプリペイドカードからのチャージはできることが確認できています(2022年8月1日時点)。
- au PAY プリペイドカード
- Kyash Card
- Revolut
- IDARE
※TOYOTA Walletからのチャージばできません
※auPAYプリペイドカードからB/43へのチャージについては後述します。
カードの種類
B/43カードには「ICチップ付きカード(2022年6月誕生の新カード)」と「ノーマルカード(磁気カード)」の2種類があります。
ICチップ付きカード | ノーマルカード (磁気カード) | |
---|---|---|
発行手数料 | 500円(通常は900円) 新カードリリースキャンペーン | 無料 |
年会費 | 無料 | 無料 |
ICチップ搭載 | 〇 | × |
Visaタッチ決済 | 〇 | × |
3Dセキュア(1.0/2.0両方に対応) | 〇 | 〇 |
カード券面 | ICチップあり、リップルマークあり | ICチップなし、リップルマークなし |
ICチップ付きカードは発行手数料が900円かかりますが、磁気カードに比べてスキミングや偽造されにくいため、セキュリティが強く安心して使えます。
磁気カード(ノーマルカード)は無料で発行できますが、使えないお店があったり、スキミングなどの被害に遭う可能性もあるので、実店舗で使うならICチップ付きカードを発行するのがおすすめです。チャージやApple Payなどスマホでしか使わないなら磁気カードでもよいと思います(磁気カードも3Dセキュアは対応なので)。
現在、ICチップ付きカードがキャンペーン中で500円(通常は900円)の特別価格になっています(終了日未定)。
友達招待コードを使って1,000円入金すれば300円の残高がもらえます。ノーマルカード(発行手数料0円)であれば300円のプラス、ICチップ付きカード(発行手数料500円)であれば実質200円で発行できます。
私の招待コードはU9KYV2です
モバイルSuicaへの直接チャージが可能です
ICチップ付きカード、磁気カードのどちらのカードも3Dセキュア1.0と2.0の両方に対応しているので、モバイルSuicaやモバイルPASMOに直接登録ができます。
クレジットカードのポイントが付与される
多くのクレジットカード(例:三井住友カード、楽天カード、auPAYカードetc)はモバイルSuicaへのチャージはポイント付与対象外のため、モバイルSuicaへチャージしてもクレカのポイントが貯まりません。しかし、間にB/43を挟むことでクレカのポイントを貯めることができます。
- 三井住友カード(
0.5%)→モバイルSuica ポイント付与対象外 - 三井住友カード(0.5%)→B/43(0%)→ モバイルSuica クレカのポイント付与対象
クレジットカードがなくてもモバイルSuicaにカード登録できる
B/43(無料版でもOK)はクレジットカードとしてモバイルSuica(iPhone/Android)へ登録できます。
auPAYプリペイドカードからB/43へチャージができます
auPAYプリペイドカードには以下3つのデメリットがあります
- ICチップなし
3Dセキュアに対応していない2023年1月より対応- 利用できない店舗やサービスがある(通信料金/公共料金/ガソリンスタンドなど)
参考記事:au PAY プリペイドカードの使い方、メリット・デメリットを徹底解説
auPAYプリペイドカードからB/43へチャージしてB/43のリアルカードを使うことで、auPAYプリペイドカードではできない「タッチ決済、ICカード搭載」が間接的に可能となります。
B/43を使うことでauPAYプリペイドカードのセキュリティ面での不安は解消できます。
auPAYプリペイドカードはPayPayなどに紐づけることはできませんが、B/43はPayPay・d払い・楽天ペイへ紐づけることができます。そうすることでauPAY残高を間接的にPayPayなどで使うこともできます。
どちらもプリペイドカードという性質上、利用できない店舗・サービスがありますが、auPAYプリペイドカードにくらべるとB/43のほうが使えるお店が多い印象です(後述)。
B/43自体は決済時のポイント還元はありませんが、B/43にチャージするまでの過程でポイントを貯めることができます。※2023年3月13日よりポイント加算対象外となりました
B/43のデメリットは?
2022年6月にリニューアルした新カードは「ICチップ搭載、Visaのタッチ決済対応、3Dセキュア対応」となり、旧カードの大きなデメリットは解消されセキュリティ面での安全性が高くなりました。
今現在のデメリットとしては、以下となります。
- Apple Pay/Google Payに対応していない
- 決済時のポイント付与がない
- ガソリンスタンドなど利用できないサービスがある
Apple Pay・Google Pay非対応
私はリアルカード(現物カード)は原則持ち歩かずに決済はスマホでやる派なので、Apple Payに対応していないのは不便に感じます。将来的には対応してくれることを期待しています。
※Google Payのタッチ決済には非対応ですが、Google Payの支払いに登録することは可能です
ポイント還元なし
MIXI Mなどポイントが付与されないプリペイドカードもありますが、TOYOTA WalletやVisa LINE Payプリペイドカードのようにポイントが付与されるプリペイドカードもあるので、利用しても何もポイントが付与されないのは少し残念ですね。
ただし、B/43にチャージするまでの過程でクレジットカードを使うことでクレジットカードのポイントを貯められます。
利用できないお店・サービスがある
一部の定期支払いや支払い金額があとから決まるお店(ホテル、ガソリンスタンドなど)などではB/43が利用できません。これはB43だけでなく他のプリペイドカードも同様です。
参考:B/43カードが使えないお店はありますか?(B/43 ヘルプ)
公共料金の支払いはできないプリペイドカードが多いですが、B/43では電気・ガス・水道料金の支払いには対応しています。
参考:電気・ガス・水道料金のお支払いでもB/43が使えます(B/43 ヘルプ)
コメント欄で教えていただいた情報によると、携帯電話料金の支払い(ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO・povoで確認済)には対応しているとのことです。ガソリンスタンドでの支払いはできなかったとのこと。
B/43の発行方法(招待コードで300円もらえる)
B/43はプリペイドカードなので審査はなく誰でも作成できます(20歳未満は親権者または法定代理人の許可が必要)。
カードを発行するには本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、パスポートのいずれか)や顔写真の撮影がありますが、5分程度で終わります。
※顔写真は本人確認だけに使用するため、化粧をしたりよい服に着替える必要はありません
一般的なプリペイドカードの発行手順と同じです
B/43を発行するには、まずアプリをダウンロードします。
ダウンロードしたら、アプリを開いて、「B/43をはじめる」というところをクリックして画面の案内に沿って必要事項を入力し、会員登録とカードの発行手続きをします。
カードの種類には、「マイカード」「ペアカード」「ジュニアカード」の3種類があります。私は自分ひとり用のカードなのでマイカードにしました。
ICチップとタッチ決済ができるカードを発行する場合は1枚500円の発行手数料がかかります。私はこのカードを発行しました。
発行手続きに進むと「招待コードをお持ちの方はこちら」という画面がでてきます。招待コードを入力して、1000円以上入金すると300円がもらえます。
私の招待コードは【U9KYV2】です。招待コードでお互いの個人情報が伝わることはありませんのご安心ください。
私もフォロワーさんの紹介コードを利用したので300円がもらえて、実質200円で発行できました。
B/43カード(ICチップ付き)発行しました!
— スマっ子 (@SmakkoCashless) July 7, 2022
発行手数料がキャンペーン価格で500円(通常900円)ですが、招待コード入力で300円もらえたので実質200円で発行できました😊 pic.twitter.com/rAXJg0zP6K
紹介コードで300円をもらうには1,000円を入金する必要があります。入金するとすぐに300円がもらえます。私はauPAYプリペイドカードからチャージしましたが、銀行口座、セブン銀行ATMなどからもチャージできます。
リアルカードは申し込みから7日後に届きました。
カード番号は裏面に記載されています。表面にはICチップがあり、VISAタッチ決済にも対応しています。中央部分は透明になっています。
コメント 初めてのコメントは承認後に表示されます
B/43では2022年9月時点で、大手電力会社、主要なガス、水道局の支払いに対応していますよ
以下、公式ページB/43ヘルプ、より
https://support.b43.jp/hc/ja/articles/10738684181145-%E9%9B%BB%E6%B0%97-%E3%82%AC%E3%82%B9-%E6%B0%B4%E9%81%93%E6%96%99%E9%87%91%E3%81%AE%E3%81%8A%E6%94%AF%E6%89%95%E3%81%84%E3%81%A7%E3%82%82B-43%E3%81%8C%E4%BD%BF%E3%81%88%E3%81%BE%E3%81%99-
詳しく教えていただきありがとうございます。記事も修正しました。
B/43は携帯電話料金の支払いに対応しています。
ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO・povoの支払いで使えることを確認しました。
ガソリンスタンドでは支払いできませんでした。
匿名さま、コメントありがとうございます!
貴重な情報ありがとうございます。記事に追記させていただきます。
とても参考になりました。カード発行手続きで紹介コード使わせていただきました。カード届くの楽しみです。ありがとうございました。
はる様、紹介コード使っていただきありがとうございます!
使い勝手のよいカードなので是非活用してください。