三井住友グループVポイントアッププログラムでSBI証券の項目で+1%にするには三井住友カード仲介口座である必要があります。
私のSBI証券口座は三井住友カード仲介口座でなかったため、三井住友カード仲介口座へ変更する手続きをしました。
仲介口座というのを意識せずにSBI証券を使っている人も多いと思います。Vポイントアッププログラムで+1%が付与されない…?という方は三井住友カード仲介口座になっていない可能性がありますので確認してみてください。
三井住友カード仲介口座のメリットはVポイントアッププログラムで+1%!
Vポイントアッププログラムとは、三井住友グループのサービス利用状況によって、対象のコンビニ・飲食店で最大+8%のVポイントを還元するサービスです。
Vポイントアッププログラムの内容は下記の通りで、条件を全てクリアすると+8%になります。
SBI証券の項目が3つあり、条件達成でポイントが最大+2%になります。SBI証券でたまるポイントの詳細をみてみると、下記の通りです。
「NISA/つみたてNISA残高が当月末日時点の終値で、保有資産評価額が30万円以上」だと、対象のコンビニ・飲食店でのポイント還元率が+1%アップします。
そのことが記載されているのが上記の赤で囲んだ部分です。【三井住友カード・三井住友銀行仲介口座独自特典】NISA/つみたてNISA残高+1%と記載されています。
すなわち、この特典を受けるには、三井住友カード・三井住友銀行仲介口座である必要があるのです!
私はSBI条件のこの条件は毎月クリアしていたのに+1%になっていないのでおかしいと思い調べてみたら、仲介口座の条件を満たしていないことに気づきました。
三井住友カード仲介口座になっているかを確認する方法
SBI証券(PCサイト)にログインするとトップページ左上に『SBI証券のロゴ』があります。その隣に『三井住友カードのロゴ』があれば三井住友カードの仲介口座になっています。
▼私のSBI証券口座
上記の私のSBI証券口座では三井住友カードのロゴではなく『NEO BANK(住信SBIネット銀行)のロゴ』です。すなわち、住信SBIネット銀行仲介口座ということです。
SBI証券を長年利用していますが、このロゴは全く意識していませんでした。住信SBIネット銀行からSBI証券口座を開設したのかもしれません。もう10年以上前のことなので覚えていません…。
私のように三井住友カード以外のロゴが表示される人は三井住友カード仲介口座ではありません。
三井住友カード仲介口座へ変更するやり方
下記の三井住友カードのサイトで手続きができます。
>>三井住友カード仲介口座への変更
ページの下の方にある「お手続き」から手続きができます。
「お手続きへ」をクリックしたら、
メッセージが表示され、私の口座はWEBサイトからの手続き対象外でした(泣)。
三井住友カード仲介口座への変更の手続きができない場合は下記ページを参考にしてください。原因や問い合わせ先も書かれています。
>>三井住友カード仲介口座への変更の手続きができません。なぜですか?
『SBI証券 サポートデスク』に電話するよう書かれていたので電話しました。2023年10月26日(木)15時頃にかけて、待ち時間約8分でつながりました。固定電話からだとフリーダイヤルですが、携帯からだとナビダイヤル(0570)なので通話料金に注意です。ちなみに通話時間合計は約12分(待ち時間8分+オペレーターとの会話時間4分)でした。私は携帯で03の番号にかけました(楽天LINKで0円笑)。
★オペレーターとの会話内容
SBI証券の口座番号と生年月日を伝えて本人確認をします。三井住友カード仲介口座に変更したい旨を伝えると、まずは現在の状況を調べてくれました。
私の現在の状況は「住信SBIネット銀行の仲介コースになっている」とのこと。三井住友カード仲介口座に変更するには住信SBIネット銀行仲介コースを外す必要があり、それに2~3日かかる。
住信SBIネット銀行仲介コースを外す場合の確認事項は2点
①ハイブリッド預金はこのまま継続できる
②一度外してしまうと、住信SBIネット銀行仲介に戻すことはできない
ハイブリッド預金が継続できるのであれば、住信SBIネット銀行仲介口座である必要はないので、三井住友カード仲介口座に変更することにしました。オペレーターが手続きをしてくれるとのこと。住信SBIネット銀行仲介口座が外れれば、WEBで三井住友カード仲介口座に変更できるとのことです。
翌日の12:30にSBI証券のメッセージボックスに連絡が届いていました。これで住信SBIネット銀行仲介口座が解除されました。
▼SBI証券トップページを確認すると、昨日まで表示されていた住信SBIネット銀行のロゴが消えていました
昨日は対象外と表示された三井住友カードのサイトで再度変更手続きをしてみました。
>>三井住友カード仲介口座への変更
▼今回は変更申し込み画面が表示されました!
▼画面の指示に従って申し込みをします
▼「申込む」を押したら手続き完了
▼翌日、SBI証券トップページに「三井住友カードのロゴ」が表示されました!
これで無事に三井住友カード仲介口座へ変更できました。
三井住友カード仲介口座にするデメリット
考えられるデメリットとしては、ポイントです。SBI証券のポイントサービスではVポイントの他にもTポイント、Pontaポイント、dポイントなどのポイントを貯めることができます。
三井住友カード仲介口座にすると、Vポイントしか貯められなくなります。また、ポイント投資に使えるのもVポイントのみとなります。
Vポイント以外のポイントを貯めたり、利用したりしたい場合には三井住友カード仲介口座にしないほうがよいでしょう。
Vポイントは有効期限さえ注意すれば使い道が多くて持っていて困ることはないので、他のポイントへのこだわりがなければVポイントで特に問題ないと思います。
SBI証券のクレカ積立は仲介口座は関係ない
SBI証券のクレカ積立は投信積立をクレジットカードで決済できるサービスです。毎月100円~50,000円の範囲でクレカ積立が可能です。
私も毎月5万円のクレカ積立をしています。
決済するカードによって貯まるポイントの還元率は異なります。
クレジットカード | ポイント付与率 |
---|---|
通常 | 0.5% |
ゴールド | 1.0% |
プラチナ | 2.0% |
プラチナプリファード | 5.0% |
三井住友カードプラチナプリファードで積立をした場合最大の5%還元です。私は一般カードで積み立てをしているので0.5%還元です(5万円で250P)。
クレカ積立でVポイントを貯めるには三井住友カード仲介口座にする必要がある…といった声も聞かれますが、クレカ積立のポイントは三井住友カード仲介口座でなくても貯まります。
上記画像は三井住友カード仲介口座にする前のものですが、クレカ投資のポイントが付与されています。
クレカ積立のやり方は下記記事で解説しています。
参考記事:SBI証券のクレカ積立のやり方を解説!
SBI証券のVポイント投資は仲介口座は関係ない
SBI証券ではVポイントを使って投資信託を購入することができます(Vポイント投資)。やり方は下記記事で解説しています。
Vポイント投資をするためには、三井住友カード仲介口座にする必要がある…といった声をたまにみかけますが、Vポイント投資は三井住友カード仲介口座でなくてもできます。
実際、私は三井住友カード仲介口座にする前から、Vポイント投資ができています。
投信マイレージは仲介口座は関係ない
SBI証券で投資信託を保有すると、月間平均保有金額に対して、ポイントが付与されます。このサービスのことを投信マイレージと呼びます。全ての投資信託が投信マイレージの対象ではないので、投資信託を保有しているからといって必ずポイントがもらえるわけではありません(ETFやREITなどは対象外)。
SBI証券に登録したポイントカードのポイント(Tポイント、Pontaポイント、dポイント、Vポイントなど)が付与されます。私はVポイントを登録しているのでVポイントが付与されます。
Vポイント投資同様、投信マイレージも三井住友カード仲介口座にする必要がある…といった声も聞かれますが、投信マイレージは三井住友カード仲介口座でなくても貯まります。
上記画像の通り、三井住友カード仲介口座にする前から、投信マイレージが付与されています。
まとめ
三井住友カードのVポイントアッププログラムでSBI証券の+1%の条件達成のためには三井住友カード仲介口座である必要があります。
三井住友カード仲介口座への変更はWEBで手続きができます。しかし、私のようにすでに他の仲介口座になっている場合は電話でオペレーター伝えて現在の仲介口座を解除してもらう必要があります。
また、SBI証券の下記サービスでは三井住友カード仲介口座である必要はありません(住信SBIネット銀行仲介口座でもできました)。
・クレカ積立でのVポイント付与
・投信マイレージのVポイント付与
・Vポイント投資
私は住信SBIネット銀行仲介口座でしたが、上記3つのサービスでVポイントが付与されたり、利用できていました(ポイントサービスへの登録は必要)。
三井住友カード仲介口座にするメリットはVポイントアッププログラムでSBI証券の+1%を獲得できることです。デメリットとしては、Vポイント以外のポイントを貯めたり、利用したりするのができなくなることです。
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