個人向け国債(変動10年)の利率が0.5％！キャッシュバックキャンペーンも狙い目

2024年4月の個人向け国債（変動10年）の利率は0.50％です。国債は国が発行している債券で、半年毎に利子が受け取れ、満期時は元本が戻ってきます。信用度の高い商品で、元本割れすることはありません。

10年は長いと感じるかもしれませんが、国債は半年ごとに利率が変わる「変動金利」なので実勢金利が上がれば受取利子も増えます。また、発行から1年経過すれば、1万円単位でいつでも中途換金が可能なので、流動性も高いです。

国債は投資商品としては収益性は高くありませんが、ノーリスク（国が破綻しない限り元本割れはない）で運用できるので安全性重視の人におすすめです。現行の利率0.50％だったら定期預金の金利を上回るので、定期預金派の人も国債の購入を検討してもよいでしょう。

個人向け国債（変動10年）に関しては複数の証券会社でキャッシュバックキャンペーンが開催されており、これが結構魅力的です。例えば、1,000万円購入で16,000円のキャッシュバック..など。数百万、数千万単位でお金を動かせる人はそれなりのキャッシュバック額になります。

スマっ子

国債購入のおまけとして現金がもらえると考えるとお得ですね。

個人向け国債とは？
変動10年個人向け国債キャッシュバックキャンペーン

個人向け国債とは？

個人向け国債（こじんむけこくさい）は、日本政府が私たち個人投資家向けに発行する国債です。国が資金を調達するために投資家からお金を借り入れる方法の一つであり、返済期日（償還期日）までに国は投資家に元本と利子を支払うことを約束しています。

国債は1万円から購入可能で購入金額に上限はありません。発行から1年経過すれば、額面1万円単位でいつでも中途換金が可能です。
※発行日から1年未満の中途換金は原則できません

財務省のホームページでは中途換金のシミュレーションができます。
参考：中途換金シミュレーション【財務省ホームページ】

▼国債のメリット
・安全性が高い
・少額から運用できる（1万円～）
・手数料無料
・毎月発行されるので購入しやすい

▼国債のデメリット
・収益性は高くない
・中途換金は購入から1年経過後

個人向け国債の種類には、変動金利型の「変動10年」、固定金利型の「固定5年」「固定3年」の3タイプがあり、適用利率がそれぞれ異なります。
・3年の固定金利型
・5年の固定金利型
・10年の変動金利型

2024年4月現在発売されている個人向け国債の利率は下記となります。

スマっ子

変動10年の利率0.50%は銀行の定期預金よりも高い水準です。今買うなら10年変動金利型がおすすめです！

10年変動金利型の個人向け国債は、実勢金利の動きに応じて半年ごとに適用金利が変わり、その時々の受取利子が増減します。そのため仮に実勢金利の水準が上昇した場合、受取利子が増えることになります。

個人向け国債（変動・10年）の利率＝基準金利 × 0.66

▼金利イメージ図

個人向け国債は毎月発行され、証券会社、銀行等の金融機関や郵便局で購入することができます。国債はどこで買っても金利は同じで、手数料無料、受け取る利子、その他の条件もすべて同じです。

そのため、「国債は〇〇証券で買うのがお得」ということはありません。しかし、国債を購入する際に金融機関が実施しているキャンペーンに参加するとお得になります。国債購入額に応じて現金が還元されるキャッシュバックキャンペーンが頻繁に開催されています。

例えば、ネット証券大手の「SBI証券」と「楽天証券」。どちらの証券会社で国債を買っても購入価格等はすべて同じです。しかし、SBI証券では国債デビューキャンペーンが開催されており、条件を満たせばキャッシュバックが受けられます（詳細は後述）。一方の楽天証券ではキャンペーンは開催されていないため、キャッシュバックの面で考えるとSBI証券で買うのがお得となります。